◎野◎　迷探偵登場−その名も草！！

８回を投げてパーフェクトピッチング。
８回裏、ベンチで森バッテリーチーフコーチが山井に「体力、握力はどうや」と確認した。
ここまでわずか８６球。それでも日本一の懸かった試合の重圧に耐えて投じた８６球だ。
加えてマメをつぶしていた山井は自ら「代わります」と即答。
この瞬間日本シリーズ決定戦での完全試合という世紀の大記録は夢ときえた。。。。

さて物事を真正面から見ることができない迷探偵には格好の餌食となったこの世紀の大事件。
なにかにおう。。。早速検証してみよう。

まずは山井の過去を洗ってみた。
０５年はわずか３勝。昨年は右肩を痛め、一軍登板すらなかった。契約更改は合宿所でという二軍扱い。後半戦から復帰し９月に今季６勝。クライマックスシリーズは登板ゼロ。
日本シリーズ前に５戦目の先発を告げられ、力のすべてをぶつけた。
（ほうほう。一年間フルに活躍したわけでもなく、先発５番手投手か。重要だな。）

つづいて山井の性格。
「去年や前半戦のことを考えたら、こんな場所に立てるなんて…。いろいろな人に、感謝の気持ちしかないです。個人の記録はこの試合に関して全然関係ない。」
「最後は岩瀬さんに投げてほしかった。僕のほうから『代わります』と言った。」
（ふむふむ。『もう投げれません』ではなく『代わります』か・・・・・・。
さらに『岩瀬さんに投げてほしかった』か・・・・・・。
ちなみにマメはちょっと前からつぶしていたみたいだな。）

次に落合監督談。
「オレはな。職人なんだよ。オレは記憶に残りたいなんて思わない。オレたちはプロなんだぜ。結果がすべてだろ。優勝回数が一番多い監督が、一番すごい監督なんだ！」
「山井が自分からいっぱいだといってきたからなんだ。どうしようもないと言うから代えたんだ。」
（自分からではないことは既に森コーチが証言している。
・・・・・・・・なるほど！！事件の謎がとけたっ！！）

さて皆さんはどう感じただろう。あとは皆さんの判断に委ねるとしよう。

９回守備につく中日ナイン、そのときの山井コールはみなさんにどのように届いたのだろう。。。
別に一番すごい監督なんて見たいとは思わないし、そのことが一番すごいとも思わない。

プロ野球ファンの気持ちが届かなかったときからわずか数分後、長年の中日ファンの夢が叶う瞬間をむかえた。。。。。。