親父の小言

  • ラオウ
    2010年09月29日 22:25 visibility74

今日、久しぶりに親父と話した


 


高校生の頃に、親父と本気で喧嘩をしたときの話を親父からしてきた


 


正直に話せば、その時俺は親父に勝てると確信して喧嘩をした


 


自分の父親を本気で殴った


 


喧嘩の原因はまったく憶えていないが、その時の俺にとっては、絶対に譲れない理由があったんだと思う


 


殴っても殴ってもまったく倒れる素振りすら見せない


 


逆に、殴られると俺は倒される


 


実力は俺の方があると確信していたものの、現実はまったくの逆であった。


 


結局俺は親父に勝てず、ひっぱたかれてひれ伏した


 


俺の記憶ではこんな感じになっている。しかし、親父からの話では、俺の記憶とは違う面を感じた。


 


もう勝てないなって思ったらしい


 


完敗だと思った俺の記憶とはまったく違っていた


 


そんな親父が病気で今日倒れた


 


すぐに病院へ行き、久しぶりに顔を合わせた。


 


命には別状は無いが、持病の悪化が激しいらしい。しばらく入院していれば問題ないらしいが、親父と久しぶりに二人だけの会話をした。


 


その時に当時の話をしてきた。


 


話の終わりに、何年ぶりかは分からないが、ほっぺたを叩かれた


 


「借りは返したぞ!」だって


 


帰りの車の中で、ちっと泣きそうになった


 


親父って、でかいもんだと今更ながらに実感した


 


年をとって体も一回り以上小さくなったのに、なんだか久しぶりに叩かれたことで実感した


 


自分の親を殴るなんて・・・と思う方も多いだろうけれど、自分の親と本気でぶつかり合った事がある人にしかわからないことだと思う


 


親って大きいもんだね


 

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