こころの11人
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ともじ歩
2006年07月15日 12:35 visibility61
W杯総括第一弾。
我が心のベストイレブン。
GK リカルド(ポルトガル)
イングランドとしては10人だったからPK戦に持ち込ん
だって感じだけど、よく考えたらイングランドは伝統的にP
K戦に弱い。むしろPK戦に持ち込まれたって感じかな。脱
帽。
SB ミゲウ(ポルトガル)
オランダに勝てたのは、ミゲウのおかげでしょう。完璧に
ロッペンを消してたから。後半の終盤、ロッペンがドリブル
しはじめたとき、ミゲウはセンターにポジションチェンジし
ていたからと分かったときには笑った。
SB ソリン(アルゼンチン)
いつもと変わらず、グラウンドの左半分、いたるところに
顔を出していた。あのすさまじい運動量は信じられない。
CB アジャラ(アルゼンチン)
背が低いのにヘッドが強い。ジャンプ力もさることながら、
落下地点の見極め、相手を押さえるポジション取りなど、す
ばらしい。頼れるディフェンダー。
CB カンナバーロ(イタリア)
私がベストイレブンに取り上げるまでもなく。イタリアが
優勝できたのも、彼のおかげ。相棒のネスタ欠場後も、数々
のピンチを救うプレー。イタリアの失点が少ないのは、ブッ
フォンが偉いのではなく、カンナバーロがシュートコースを
消し、体を当てているから。
MF ガットゥーゾ(イタリア)
昔から好きなんだが、あのボールに対する執着心、勝負へ
のこだわりは相変わらずすばらしい。ちょっと変ですが。
MF シャビ(スペイン)
ボールを待つのではなく、自分からもらいに行く。そして
簡単にさばいていく。これが、いいリズムをつくるきっかけ
になり、少しずつ相手の陣形をずらしながら、崩れた瞬間に
アタックをしかける。ボールをさばくというのは、こういう
プレーだという見本。
MF カモラネージ(イタリア)
テクニックがあるけれど、よく走る。相手に囲まれた味方
がいると、すっと寄ってきてパス交換や、ボールキープする。
これが、いいアクセントになっていた。
MF クリスチャーノ・ロナウド(ポルトガル)
ボールを持ったら、まず相手を抜こうとする。抜いたら、
シュート。常に勝負する姿勢は、見ていて楽しい。
FW リベリー(フランス)
登録はMF。今大会の発見。フランスがあそこまで行けた
のも、ジダンのおかげでも、マケレレのおかげでもなく、ず
っと走りつづけるリベリーがいたからではないか。
FW ピーター・クラウチ(イングランド)
ルーニーがレッドで10人になったとき、1人で前線に残
り、ポストプレーをしていた彼。しかも、ちゃんとボールが
足下におさまっていた。あれで、まわりも随分助けられたは
ず。
ベッカムがレッドで10人になったとき、前線で残ったの
はオーウェン。ずっと走り続けてバテてきたとき、シアラー
が少しだけオーウェンを中盤で休ませて、シアラーが前線で
がんばった。今回、イングランドにはシアラーの役をやって
くれる人がいなかったのは残念。それだけにクラウチは大変
だったと思う。
写真はドイツ土産。サッカー柄のヘアピン
- 事務局に通報しました。
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