74年決勝

 ほぼ2年振りに実家に帰る。きっかけは、地元の友人が毎夏
開いているパーティーにたまには参加しないかと誘われたから。
それだけでなく、いろいろ実家での用事をこなす。ま、そんな
ことはどうでもよく。


 たまりにたまったサッカー本を読まなくてはと、旅の友に一
冊。西部謙司が書いた「1974フットボールオデッセイ」で
ある。1974年W杯決勝、西ドイツ対オランダの試合を軸に、
西ドイツの選手、オランダの選手の人間模様を描いた作品だ。
ノンフィクションのようなフィクションのような内容なのだが、
これがとてもおもしろかった。描かれているのは、西ドイツの
ベッケンバウアー、ミュラー、フォクツ、オベラート、ボンホ
フ、ブライトナー、ネッツァーなどなど。もちろん、オランダ
のクライフもちゃんと描かれている。
 74年W杯決勝は、ビデオで見たことがあるが、もう一度じ
っくり見てみたいと思わせる作品である。

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