韓国
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ともじ歩
2007年07月30日 14:57 visibility36
昨日は、草サッカーの公式戦。
前半、押し気味に試合を展開し、PKを得るも失敗。後半早々、
ピンチを迎えるもGKのスーパーセーブで失点ならず。でも、そ
の後、1本の縦パスにやられて失点。「押していてこれかよ」と、
どこかのチームのことが脳裏をよぎる。
しかし、すぐに同点に。結局は、3対1で勝利。晴天ではなく
ても、この時期のサッカーは体力的にこたえる。帰宅すると1〜2
時間はでくの坊状態だ。
さて、韓国戦。
羽生がPKを外した瞬間にテレビを消して寝てしまった。いつも
ならば、しばらく放心状態で、ぼんやりとテレビを眺めながら、少
しずつ敗戦から立ち直るものなのだが。
この試合に関しては、負けた悔しさは全くなかった。ただ、負け
た事実を確認しただけである。
草サッカーのチームメイトが、いまベトナムに赴任中である。サ
ウジ戦以外は、すべて生観戦したそうだ。彼曰く、「見ているだけ
でもつらい環境で、よくサッカーが出来るものだ」。今も、現地で
草サッカーをやっているらしい。その彼が、そう言うだけの悪環境
だったのだ。選手はよくやったと思う。後半、失速していったのも、
多分、体力が持たなかったのだろう。オーストラリア戦でかなり消
耗し、サウジ戦で精神的にも切れたのかもしれない。
韓国戦の先発を見て、少しがっかりした。オシムがサウジ戦の後
に「韓国戦では新しい選手を使う」とインタビューで答えていた。
ああ、彼はアジア杯の3位という結果よりも、もっと先のことを考
えているんだなあと思った。でも、ほとんど変えていなかった。
ずっとベンチにいた選手は、3位決定戦のスタメン発表あったと
きにモチベーションが下がっただろうなあ。
結局、高原の調子とともに日本は崩れていった感じか。
何ら約束事がないように見えたジーコのときに比べて、オシムに
は、いろいろ約束事があるように思える。また、それを今の代表は
一生懸命表現しようとしているのは分かる。ジーコのときと比べて
攻め方は変わったと思う。
でも、結局、フィニッシュという部分については、なんら変わっ
ていない。これはどんな監督が来ても同じなんじゃないかな。
見ていてつまらない。確かに、プレーはアジアのレベルでは上手
いと思う。個々のプレーを切り取っていけば、「上手いなあ」と感
心するのだが、試合全体をとらえると、どうもつまらないのである。
「そこまでボールを持つのかよ」とか、「そこでシュートするわけ」
とか、「はあ〜、そこにパスか」とか、そういう意外性が全くない。
「上手いなあ」と「まいった」は、全然違うのである。代表なんだ
から、「まいった」とニヤニヤさせてほしいんだけど。
そんなのが韓国戦には全く感じられなくて、延長以降は惰性でテ
レビを眺めていた。だから、PK戦にも、まったく一喜一憂をせず、
淡々と見て、「あ、負けですか」と確認しただけ。
日本代表に対する応援のモチベーションは下がったなあ。
でも、やっぱり、8月の親善試合カメルーン戦は見るんだと思う
けど。
- 事務局に通報しました。
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