2008年3月23日 西武vsオリックス

西武1−2オリックス
http://www.seibulions.jp/game/scoreboard/record/2008032301.html

○近藤(1勝)−H本柳−H菊地原−S加藤(2S)
●キニー(1敗)−星野−小野寺
日高1号

GG佐藤3号
【評】
これまた「どちらさまですか?」と言いたくなる近藤投手を
最後まで打ちあぐね、してやられた、という感じの試合。。
「いつでも打てる」と考えてのんびり構えている間に試合が終わっていた、
という感じなのでは?

ストレートが取り立てて早いわけでもない、変化球が切れるわけでもない、
コントロールもたいしたことはない、
そんな近藤投手に対して、西武打線は無策なまま。
右打ちを狙うとか、球数を多く放らせるとか、何か手立てはなかったのでしょうか。

8回の一死一塁の場面での栗山の打席も疑問でしたね。
なぜバントの構え?
初球で、片岡は単独スチール成功のタイミングだったのに、
バント失敗でファールって。。。
サインミスなのかも知れません。
こういうミス(采配ミスも含む)で試合を落としていくようなら、
今シーズンも難しいでしょう。

大久保博元打撃コーチは、個々の選手に対する打撃指導においては力を発揮しているようですが、
試合中に、相手投手の特徴をとらえて、対策を講じる、ということには向いていなさそうです。
(そもそも、なぜ、彼がコーチに就任したのか、未だに疑問なのですが)

他方、我らがキニーは、6回を2失点と数字的には無難に抑えたものの、
これまたオリックス打線が打ちあぐねてくれた、というのが真相でしょう。
球は遅く、手元の変化で打たせて取るタイプ、のようですが、
制球も変化球の切れもいまいちでした。

おそらく、
�球数を多く放らせて(決め球がないので追い込まれても大丈夫)、
�右打ち・センター返しに徹し(強振は禁物)、
�ランナーが出たら足でゆさぶる(クイックモーションはまだまだ)、
という感じで攻めれば、十分攻略は可能でしょう。

って、贔屓球団の期待の新外国人投手の攻略法を書いて、
どうしたいのか、私は。
まあ、大やけどしないうちに、大沼を先発要員に入れた方が
よいような気がするのですが…。

ただし、星野と小野寺は、好投してました。
ささやかな収穫といえるでしょう。
岡本真、グラマンと共に、リリーフ陣には期待が持てそうです。


なお、試合の内容とは関係ありませんが、
BS1の副音声放送は、実況なしで球場の音をそのまま流す、という形式で、
集中して観戦することができました。

スポーツ放送には、絶叫も、タレントも、派手な演出も要りません。
ありのままを映して、ありのままを流してくれれば、十分楽しめると思うのです。
制作サイドにしても、余計な費用がかからなくて、よいと思うんですけどね。
ついでに、応援団の騒々しい応援もなくなってくれれば、よいと思うのですが…

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