バラムツってご存知?


「バラムツ」と言うお魚の話です。

 

英名「oilfish」オイルフィッシュって言います。

名の通り筋肉中の脂質含量が約20%と高く、そのほとんどがワックス成分だそうです。

そのため食べると皮膚から油が漏れる皮脂漏症や下痢を起す。

でもって食品衛生法で食用禁止となっているため流通してません。よって食卓に上ることはまずないでしょうね…。

 

職場に釣り好きな人がいて、このバラムツの釣り大会と言うのが最近あったそうで参加して来たとの事。

毎年1度行われ今年で10年目だそうです。

 

タレントの赤井英和(元ボクサーの…。漢字は自信ないです)さんが昔TVで紹介したことあるらしいです。

 

このバラムツ、実は深海魚で普段は水深1万mくらいのところで生息しているらしいんですが夜になると浅瀬に上がってくるらしく、それを狙って夜釣りでゲット!

 

餌は生イカ1匹、道糸は…詳しいこと分かりません。タコ糸くらいの太さでガラスファイバーくらいだそうです。その糸をリールに巻くだけでヘトヘトだとか…。

 

船に乗って5分も沖に出ればそこがポイント。

100mも糸をたらせば、ほぼ確実にヒットするらしいです。

 

で、この魚、体側鱗にも骨性の棘があり鋭く尖った先端が1mmほど体表から出ていて、渦発生装置になってます。これが体表面に乱流境界線を作り水圧力抵抗を減らし、また体から油成分を放出させ中性浮力を得られる。いわば高性能の高速潜水艦のような体を持っているスーパーな魚です!

ちなみに浮き袋はないそうです。

 

ですから引きがファイターにはたまらない!

上げるまでに結構時間がかかり船上に上げてからも大暴れするくらい威勢のいい魚です。

小型のもので1mくらい大型で2mくらいらしいです。

小型でも引きは半端じゃないらしく、たまらないそうです。

 

気になるお味の方はどこを食べても大トロ!

バカ旨!でそうです。

 

ですが刺身にして3切れまでが限界。それ以上はどんな丈夫な人でも下痢だそうです。

地元で食べさせてくれるお店もあるそうで刺身の盛り合わせに1切れ付いてるくらいとか…。

あのついでに、焼いても煮ても油成分は分解されず下痢は避けられないとか…。

 

そりゃワックスを食べてるのと同じですから食べるのも命がけみたいな…。

 

それでも食べたい!?。人間の欲望は恐ろしいです。

 

皆さんは下痢覚悟で食べてみたいですか?

 

う〜ん、オイラは食べてみたい!! 

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