去年の試合をみてるかのような。。。

  • mkt
    2007年03月26日 20:26 visibility37


前節とは異なり、名古屋は代表抜きのベストメンバーで来た。対する甲府は若干の変更はあるけど、ベストメンバー。

開始早々、左サイドに入った片山が突破を見せるが、そのチャンスはシュートまで結びつけられず。前半頭は、名古屋のペースで進むが、徐々に甲府がペースを握る。名古屋は中盤でのボール支配ができず、ルーズボールの処理も甲府に拾われ、後手後手の展開になってしまっていた。

右サイドは、直志、慶のコンビネーションで相手を押さえ込んでいるが、対する左サイドは、片山が相手をどうすることもできないので、ライン沿いまでボールを運ばれ、増川がつり出されるという嫌な展開。須藤のチェックも甘いのでプレスが一切効かない。また、バイタルエリアでも中央のチェックが甘いので、フリーでボールをもたれ、いつ点が入ってもおかしくない状態。

唯一のチャンスは前半終了間際。カウンターから右に流れた須藤のクロスから杉本が合わしたシュートのみ。というか、そのシュートを思いっきり上に外す杉本にゴール裏ため息。

そのチャンスの直後、左サイドからのクロスを茂原?がはたき、ファーで待っていたアルベルトのところへ。それを楢崎の逆をつき、ボテボテのゴロでゴールを決め、甲府先制し、前半終了。

いつ点を取られてもおかしくない展開だったんだけど、まさか、アルベルトに決められるとはって感じ。全然甲府のサッカーにフィットしていないし、中央に入った大森も楽々押さえていたので。もしかして、ごっつぁんゴーラーなのかもしれないけど、テクも高い選手ではないし、スピードもあるわけでもないので、今後甲府のサッカーにフィットするのかどうかは?って思います。

前半は、須藤と片山の穴をねらわれていたのと、巻のところでボールが収まらず、またポストプレーもただ単に頭で触っているだけという印象。おそらく後半はここらをいじってくるだろうと思っていたところ、早速メンバー変更。阿部と玉田が投入して、4-3-3にシステムも変更。ただ、ここで須藤を残した意味がわからない。巻を残して、玉田投入の3トップでよかったんじゃないかなっと。

後半開始当初は、やっと玉田というボールをキープできる選手が入ったために、ボールの収まりところができ、甲府のゴール前までボールを運ぶことができるようになった。ただ、玉田が無駄にボールをキープできるものだから、一人で打開しようとして、ボールを失うということが見栄始める。また、左サイドバックに入った阿部が積極的にボールに絡み、精度の高いボールが供給され始める。というか、阿部、去年のころに比べたら、非常によくなってるねー。守備力が問題な選手だったんだけど、成長している。


その名古屋押せ押せという状態も長くは続かない。中盤でのプレスに問題があるのはそのままなので、その後徐々にグダグダな状況に変化し始める。グダグダさはいろんなところに波及して、甲府のペースに戻る。名古屋も津田を投入するが、どうしようもなく試合終了。甲府の決定力のなさに助けられて1失点ですんだけど(ほとんどのフリーのシュートが枠から外れてた)、0-3で負けても仕方がない試合でした。去年の今頃をみているような。。。

対する甲府は、やっているサッカーがブレないので、決定力次第になるけど、今年も残留はできるかと思う。

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