
ファジアーノ岡山VSロアッソ熊本「花火祭り」
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杉野雅昭
2011年08月09日 21:33 visibility96
岡山VS熊本:4-0
得点者:竹田、久木田、チアゴ、ストヤノフ
観客数:5455人
●岡山スタメン
チアゴ
臼井・石原
小林・千明・竹田・沢口
植田・ストヤノフ・近藤
真子
●リザーブ
GK:李
DF:一柳・田所
MF:仙石・山崎
FW:白谷・久木田
●途中交代
臼井→久木田、石原→山崎
●熊本スタメン
長沢・宇留野
片山・武富
エジミウソン・根占
市村・菅沼・チョ・原田
南
●リザーブ
Gk:岩丸
DF:福王
MF:西森・吉井・仲間・ファビオ
FW:ソン
●途中交代
宇留野→ファビオ、根占→ソン、根占→仲間
●試合の流れ
前半は、静かな入り。
両チームとも様子見という感じ。
強引に攻める事もなく、無理と感じたらパックパスする等しっかり繋いで行く様な感じだった。
それでも両チームとも高さを活かし、クロスやセットプレイからチャンスを作った。
岡山はチアゴ、熊本は長沢を上手く使えていた。
前半は、結局動きなく、0-0で折り返す。
後半に入ると試合が動く。
後半の早い時間に竹田のゴール。
その後、危ないシーンもあったが、防ぐ。
しばらくそのまま時間が過ぎ、追加点が欲しい時間に久木田がゴール。
さらにチアゴがゴール。
終了間際には、パスを回し、最後はストヤノフが決める。
そして、4-0で試合終了。
J2参加以降初の4得点、4点差の勝利で14位に浮上。
●得点シーン
☆1得点目
近藤のロングパスを沢口がサイドで受け、中に入れる。
臼井が拾い、沢口に戻す。
沢口からチアゴへ出される。
跳ね返されたボールを石原が拾いダイレクトで、臼井に出す。
臼井もダイレクトで、クロスをいれる。
クリアーされるが、後ろから走り込んできた竹田が思い切りシュートを打ち、左隅にゴールを決める。
クリアーしたボールが偶然良いところに転がってくるという運が良いゴール。
もちろん、それに備えていた竹田も素晴らしい。
☆2得点目
ストヤノフのパスを受けた千明が、サイドにボールを展開する。
小林が切り返してクロスを右足で入れようとするが、相手選手に当たる。
毀れ球を石原がダイレクトでクロスを入れる。
チアゴが胸トラップしたボールが久木田の元に転がり、ダイレクトで久木田がボレーシュートを打つ。
それが決まってゴール。
石原のクロスの精度が良かった。
チアゴも良いところに落とした。
久木田も思い切りの良いボレーシュートだった。
☆3得点目
真子のフィードからチアゴの元へいくが、チアゴが触れず。
その跳ねたボールに石原が反応し、裏へ抜け出しそうになるが、相手選手に体を入れられクリアーされる。
そのCKをストヤノフがニアに蹴り、マークについていた長沢を振り切りチアゴがヘッドで決めてゴール。
真子のフィードからCKを得れた事は大きい。
ストヤノフのCKの精度と、チアゴが基本に忠実なポジショニングで奪った、CKにおいて理想的ゴール。
☆4得点目
90分+1分のエジミウソンのFKから。
植田が跳ね返したボールを山崎がヘッドでチアゴへ、チアゴはヒールで山崎へ出す。
山崎がそのまま走り、逆サイドの久木田へパスを出すが、少し流れてサイドで受ける久木田。
久木田から沢口へ、沢口がクロスを入れるが跳ね返される。
再び沢口が触るが、相手選手に当たり毀れ球となる。
しかし、その毀れ球をストヤノフが拾う。
ストヤノフがキープして久木田へ、久木田はダイレクトでストヤノフへ戻す。
ストヤノフは、再びキープして、久木田へスルーパスを出す。
久木田が、後ろから走り込んで来た竹田へパスを出す。
竹田からストヤノフへ、ストヤノフから千明へ、千明がサイドの小林へパスを出す。
小林は、一つ切り返し、千明へパスを出す。
千明から小林へ、小林から竹田へ、竹田から小林へ、小林から竹田へ、竹田からダイレクトで、植田へパスを出す。
植田から竹田へ、竹田から植田へ、植田が小林へ良いパスを通す。
小林のキープから山崎へ、山崎から竹田へ、竹田から小林へ、小林から竹田へパスが出される。
竹田がキープして、小林へパックパス。
小林が様子を見て、フリーのストヤノフへ。
ストヤノフがドリブルで仕掛けてシュートコースを作り、90分+2分48秒にコースを突いた素晴らしいゴールを決める。
この文章の通りずっと岡山が1分40分間ボールを奪われずにボールを回すという素晴らしいゴール。
今までの岡山には無かった形。
時間稼ぎの側面があったが、それでも今までの岡山では取られていた。
3点差という得点差という状況を作り出せた事も大きい。
そういった状況を作り出し、ボールしっかり回せたチームで成したゴールに間違いない。
●竹田と千明の関係
キムと千明の場合だと、キムが結構上がって、千明が引き気味になる事が多いのですが、この試合の竹田と千明の場合は、バランスを取る感じだと感じました。
どちらが、攻撃的に行くわけではなく、基本的に後ろ目で、守備的にいく感じでした。
それが好影響をもたらしたのか、この日の千明は、良い守備が目立った。
スペースを上手くケアをできて、取り易いポジションに追い込めたのかもしれない。
次節キムをボランチで起用するのか気になるところである。
臼井に代えて、キムをOHという起用もあるのではないかと。
●3-6-1の形をみた最後のゴール
岡山として、珍しいパスを繋いでのゴール。
点差が開いて、終了間際という事を差し引きしても素晴らしいゴールだったと思います。
2分近く岡山がパスを回していた訳ですからね。
中盤が6枚という中盤の数的有利という状況を作り出せている訳ですから、本来はそういったゴールをしないといけないと思います。
現状持ち味を発揮するというよりは、弱点を補うサッカーになっていると思います。
開幕当初は、チアゴ、キムといった選手がいなかったり、布陣の面で、まだまだ試行錯誤の段階だったと思います。
良くここまで完成度をあげてきたなという感じがします。
正直私もびっくりしています。
影山監督の3バック採用に批判的でしたが、認めざる得ないです。
戦力が上がった事も関係していますが、3-0と4-0の勝利があった通り、良い時は良いサッカーができていると思います。
今後もこの試合の様な快勝を増やして欲しい。
●前半の出来
チャンスが無かった訳では無い。
前回のホームの草津戦の様に内容が悪くなく、しっかりチャンスを作れていた。
決定機をあった訳だし、そういったサッカーを続けていきたい。
ただ、まだまだ満足のいくレベルとは言えない。
前半は、両チームとも運動量が多いので、崩すのは難しい。
そういった意味で、後半の方が良いサッカーをしやすいというのは、夏場だと特に感じる。
中位に進出するには、そうした前半でも良いサッカーをする必要がある。
個人技でまだまだ劣る岡山にとっては厳しい事だが、頑張って欲しい。
●WBの人事に関して
小林へのサイドチェンジがなかなか通らなかったのは問題。
小林の足元へのピンポイントのパスを出して欲しい。
小林のトラップミスもあったが、判断が難しいサイドチェンジもあったのは、反省点。
ただ、3-6-1の戦い方が分かって来たようで、攻守で良くなってきている。
クロスでも一柳の精度の悪い選手から精度の良い小林に変更した事で、改善した。
なかなか持ち味を出せなかった久木田にかえて、沢口を我慢して使う事で、徐々にであるがパフォーマンスをあげてきた。
今後どういった選手起用していくのか気になるところではあるが、個人的には今の小林と沢口のコンビがみたい。
●CBに関して
連携の向上が感じられる。
開幕戦は、ぐだぐだだったが、メンバーが変わった事もあって、少しずつだが良くなってきている。
個人的に植田・ストヤノフ・後藤が、ベストではないかと思う。
守備の部分だと後藤のところへ近藤というのもありだが、パスミスが多いのが気になる。
植田と後藤は、3バックに適応を見せて、ストッパーとして良いパフォーマンスを見せているので、楽しみですね。
特に攻撃の部分での成長が著しい。
近藤が一人、足元が弱いので、適応に苦しんでいる感じがします。
次節以降近藤のところに後藤を入れるのか等気になるところではあります。
●評点
GK真子:6,0
強烈なシュートを打たれてキャッチできずに危ないシーンがあったが、ハイボール処理やバックパスの処理等冷静にプレイできていた。
また、しっかり声を出しチームを鼓舞した。
CB近藤:6,0
攻撃の面ではパスミスが目立った。
ただ、守備では空中戦等、無失点に貢献した。
CBストヤノフ:7,5
この試合のMOM。
守備では、スペースをケアしてしっかり守った。
攻撃では、終了間際にオーバーラップから強烈なミドルを決めて岡山での初ゴールを決めた。
攻撃の組み立てでも非凡なものを見せた。
一回パスミスがあったが、それ以外は、正確なパスからチャンスを演出した。
CB植田:6,5
的確なポジションからの守備、浮き球の処理での粘り強い守備、体を張った守備で無失点に大いに貢献。
攻撃でも一度オーバーラップを見せた。
一定の位置まで持って上がったら守備に戻ったが、流れによっては、シュートまでいきたい。
DH千明:6,5
前半は、守備で良い読みと上手い体の入れ方でのボール奪取が光った。
攻撃では、正確な長短のパスで攻撃のリズムを作った。
囲まれても落ち着いてプレイし、トラップ方向等が適切でボールを奪われる事は少なかった。
なかなかボールを奪えなかったが、相手に近いハーフライン付近でも果敢にインターセプトを狙う姿勢から分かる通り守備意識が高かった。
DH竹田:6,5
攻撃では、無難にパスを繋いだ。
さらに見事な先制ゴールを決めた。
持ち味の守備では、そこまで見せ場は無かった。
攻守でのポジショニングは、千明と上手くバランスをとっていた。
WB小林:5,5
サイドチェンジでのトラップミス、ポジショニングミス等で、チャンスを潰した。
クロスも何度かあげたが、得点に繋がらなかった。
WB沢口:6,0
この試合でも運動量豊富で、攻守で存在感があった。
守備では、1:1の対応でクロスを防げなかった。
攻撃では、何度か良い攻撃を見せた。
OH臼井:6,0
豊富な運動量で、前線から果敢にプレスをかけた。
攻撃では、カウンター等で、何度かチアゴのポストプレイからのパスを受けて、サイドにパスをだし、チャンスを作った。
OH石原:6,5
臼井同様豊富な運動量で、前線から果敢にプレスをかけた。
裏へ抜け出すというシーンは、そこまで無かったが、スピードを活かしたドリブルから相手DFをかわしてシュートというシーンがあったが、正面だった。
FWチアゴ:7,0
前半から高さを活かしたヘッド等決定機を何度も作った。
また、前線の起点としてしっかり機能し、上手いポストプレイを見せた。
セットプレイからヘッドでのゴールを決め、久木田へ落としてゴールを演出し、1ゴール1アシストの活躍で結果も残した。
途中交代
久木田:6,5
ワンタッチでゴール決めた。
決定力の高さは本物。
山崎:5,5
短い出場時間だったが、何度かボールに触れ、前の出場からフィット感があがってきていると感じた。
影山監督:6,5
4-0のチーム状態を作り上げた。
交代した選手も活躍した。
主審(河合)・副審(穴井・青山):6,5
特に大きな誤審もなかった。
上手くゲームを作った方ではないだろうか。
際どいところは、ファールを取らないという無難なジャッジだった。
スローインの位置等も適度に指摘し、丁寧なジャッジを見せた。
今後もジャッジの精度をあげて、良い試合を作って欲しい。
●選手コメント
☆久木田紳吾選手(岡山)コメント
「後半タダシ君(竹田)が最初に決めてくれたんでラクになってきた中で自分も決めることが出来て、そのあと2点も追加できて結果として4点も取れたので、出来過ぎかもしれないですけど、本当にいいゲームだったと思います。
(Q:ファーストタッチで決めたゴールについて)チアゴがいいところに落としてくれて冷静に、枠のすみっこを狙いました。
(Q:家族、友人も来られていたんですか)はい。みんな来てくれてたんで、その前で決められて良かったです。ちょうどシーズンの折り返しなんで、これからいい形でどんどん勝って順位を上げていきたいです」
☆感想
家族や友人の前でゴールを決めれて良かったですね。
☆ストヤノフ選手(岡山)コメント
「前半は岡山も熊本もいいプレーが出来ていなかったと思います。試合としていいものではなかった中で、後半最初に、うちとしてはラッキーな部分もあってゴールが決まって、その5,6分後に2点目が入って、それからは、いいアドバンテージを持ってサッカーが出来たと思います。
(Q:自身のゴールについて)正直、ゴール自体もいいゴールだと思いますが、それよりもチームとして相手を揺さぶった後のゴールだったことがすごく良かったと思います。岡山はこれからも落ち着いて、しっかりボールをつないで相手を崩すサッカーをしていくべきだと思います」
☆感想
あれだけ繋いでゴールに繋げるというのは、初めて見た。
岡山でもこういったサッカーが出来る様になるとは思っていなかったので、驚き。
そういったゴールを狙うのが理想だが、今の岡山にできるのだろうか。
☆植田龍仁朗選手(岡山)コメント
「後半のファーストプレー(竹田のゴール)で流れがこちらに来たんだと思います。DFとしては2試合連続無失点がうれしいです。前半はお互いにミスが多く、自分たちでプレーの質を落としていたところもあったと思います」
☆感想
確かに前半の出来は、反省材料ですね。
最初から得点出来る様に90分間少しでも長く良い時間を作る事が、大事だと思います。
☆竹田忠嗣選手(岡山)コメント
「前半は互いに攻め手がなく、ゴールチャンスがない状態で、後半も厳しくなると思っていましたが、後半早い時間にチャンスが来て、ワンチャンスをうまく結果に結びつけられたと思います。前回の栃木戦で4点は入りそうだったのに入らなくて、今回は入りそうな点が全部入った。決められる時にきっちり決めることは大切ですね。
☆感想
確かに前節の栃木から良い流れで、来ていると感じます。
この調子で、次の試合でも勝って欲しいですね。
☆コメント2
(Q:自身のゴールについて)『クリアボールが転がってきたらいいな』ていう思いでポジショニングとっていたら、相手DFが寄せてきてたんで、シュートコースは足の間だけ、そこで思い切り振り抜くことだけ考えて打ちました。うまくボールが行ってくれたので。左足で左に入れるイメージ、低いボールのイメージでした」
☆感想2
あれ、左足だったのですね。
右足かと思ってました。
★菅沼駿哉選手(熊本)コメント
「前半は0-0で、前からそんなにプレッシャーがこなかったんで、余裕を持ってしまったところがあったんだと思います。そこで後半立ち上がりの失点がこういう結果になってしまった。個人的には結果が出せなかったのが悔しいです。ずっと勝っていなくて、もう負けてられないので、この1週間で何が必要なのかを話し合って、次は絶対勝てるように考えていきたいです」
★感想
新戦力ですし、チームの状況を変えたいと思いますし、敵チームですが、頑張って欲しいですね。
●影山雅永監督(岡山)コメント
☆コメント1
「試合について述べる前に、松田選手が急逝されたことについて追悼の意を表したいと思います。横浜F・マリノス、各代表、そして今回、松本山雅に行って、日本サッカーを引っ張ってきたひとりですから、彼が若い年齢で亡くなったことは残念ですが、彼のご冥福を祈りながら、我々はサッカーで出来ることをピッチ上で表現したいと思いますし、自分たちがサッカーを出来る喜びを表現して、勝利につながったことをうれしく思います。今、岡山ではお祭りをやっている中で、カンスタにこれだけの方が来てくださって、その中で、4点は入りすぎだと思いますが、久しぶりにホームで勝利できて嬉しく思っています」
☆感想1
お悔やみ申し上げます。
☆コメント2
Q:後半になって、前の圧力が強くなったように思いますが、何か指示は出されたんでしょうか。
「指示はしましたが、やはり1点目は大きかったですね。後半いい立ち上がりをして1点を取ったことで、熊本が前に出ざるをえなくなった。そこからのカウンターは何度も作り出せたと思います。元々熊本は堅守を誇っていて、前半は入らせてもらえなかった。お互いだと思いますが、熊本も引いた中で相手を入れさせないという焦れるような展開の中で、焦れずにやりながらも、安パイのプレーばっかりでは点は取れないということを選手と確認しあって、後半はいい入り方で1点をとれたのが、続けてとれたことの要因だと思います。細かいことは何も言ってないです」
☆感想2
特別な指示は、無かったとの事ですが、やはり先制点が大きかったでしょうね。
熊本は、守備的チームだし、攻める様に苦しい。
☆コメント3
Q:DFが非常に集中していたと思います。評価をお願いできますか。
「自分たちで、どのようにして、どのような高さで追い込めばボールが取れるのか、それから裏を取られないか、ということをちょっとずつではありますが、掴んできたのかなと思います。裏を取られる回数も少なかったですし、決定的なピンチもなかったように思います。大事なのは続けることで、2試合無失点は我々にとって大きなことですが、トータルで考えると無失点のゲームは少ないですから、続けられるように。続けることでさらに自信を深めることが大事だと思っています。もちろんよく頑張ってくれました」
☆感想3
守備でのチームとしての連携が大分向上してた感じ。
この感じで、守備が安定してくれれば嬉しいけど。
☆コメント4
Q:シーズン前半戦が終了し、ここまでの評価をお願いします。
「初戦が0-5でしたので、この先どうなるかと、みなさんも思われたと思うんですが。攻守にぶれずに自分たちを高めるということ、「岡山はこういう守りをして攻撃をして勝つ」という点で、ちょっとずつたくましさを増しているのかなという気がしています。ただ4-0で勝ったからといって舞い上がることなく、ヴェルディ戦、前回0-4で負けていますので、続けて、また次のホームで喜べるよう毎日のトレーニングを積んでいかなければいけないと強く思っています」
☆感想4
そうですね。4-0で負けた借りを返して欲しいですね。
☆コメント5
Q:後半戦に向けての改善点と目標をお願いします。
「攻撃面でよくなっている部分、守備面で自分たちのやり方が少しずつ上がって来ているという話をさせてもらったんですが、ここをどうするじゃなくて、さらに精度を上げることだと思うんですね。守備での自分たちが裏を取られない、ボールを奪える、という自信がつくといい攻撃にもつながりますし。攻守にわたって、どんな相手にでも、やろうとしていることのさらに精度を上げて戦えるようにする。そうすることで結果はついてくると思います。サッカーチームは突然良くなったり、悪くなったりします。それを繰り返すので、気を抜いたら落ちていく一方だと思います。停滞は衰退だと自分、チームに言い聞かせながらやっていかなければいけないなと思います」
☆感想5
そうですね。
岐阜が昨季と戦力が変わらないのに関わらず今季の苦戦。
それを考えると停滞は衰退だというのは納得です。
歩みを止めず1歩ずつでも進んで欲しい。
☆コメント6
Q:今日も両外国籍選手が素晴らしい活躍でしたが、二人について。
「よかったですね。特にイリアン(ストヤノフ)はフィジカル、パフォーマンスのコンディションが上がっていて、左足のシュートは彼にしか出来ない、スーパーなものだと思います。チアゴもマークが厳しくなっているにも関わらず、自分を抑えて競り合いに徹したり、あそこで点を決めてくれる存在は大きいです。大きいですが、周わりの選手が献身的に動いてこそ、彼の得点、活躍だと思います。チームの貢献を認めるとともに、チームの結果だということを逆に強調させてもらいたいなと思います」
☆感想6
確かに周りとの関係が、向上してきたのが分かる。
彼らの活躍は、チームにフィットしてきたのが大きい。
☆コメント7
Q:「明日の『うらじゃ(岡山市のまつり)は、気持ちよく踊れますか』
「気持ちよくかどうかは別ですね。うらじゃのトレーニングは積めてないので、本番の前にもう一度練習できるので、ここで集中力見せて、完成度を上げたいなと思っています」
☆感想7
少ない練習時間だったと思いますが、楽しめたら良いじゃないかな。
もう、終わってるけど、地域貢献にもなるし、良い取り組だと思う。
●高木琢也監督(熊本)コメント
★コメント1
「まずは同級生、同い年でもあるんですけど、影山監督におめでとうと言いたいと思います。得点差と内容を考えた時に、我々が失点した後の、展開でいうと、一人ひとりの選手のレベルの差を感じるところはあったそれまでは何とか頑張っていたとは思いますが、やっぱり足りないものが非常に多いゲームでだと感じました。
前半、岡山のやり方、戦い方の中で比較的、押し込むシーンが多かったんですが、ハーフタイムに『これは岡山のペースだ』ということを、何度も繰り返し伝えた中で、やっぱりボールは運ばなきゃいけない。前半は運ばせてもらった。後半は自分たちで運ばなきゃいけない状況を作れないと、時間の問題でやられてしまうよと言って、そのとおりになってしまった。『ボールを運ぶ』というのは、ボールを取った瞬間に、前に出ていく選手がいないということ、入ってもサポートにいく選手がいないということ。これでは攻撃につながらないし、得点にもつながらないし。そういう意味でも、岡山の選手たちは、引いた状態から前に行くパワーを大変持っていると思いますし、全員が同じ絵を描いている。我々は同じ絵を描けていないということも個人とチームっていうことを含めて、大きな差を感じたゲームでした。また来週試合がありますが、いろんなことを考えて臨まないといけないなと思っています。今日の影山に関しては花火以上のものを上げて、いいゲームをしたなと思います。(※当日ゲーム同時刻に岡山市内で花火大会が行われていました)。以上です」
★感想1
確かに攻撃で同じ絵を少しずつながら描ける様になってきたと感じます。
この調子で良い内容の試合をして欲しい。
★コメント2
Q:練習ではサイドを変えるパスなどやっていましたが、攻撃面で狙いを出せましたか。
「まあ出せてないと思います。やろうという気持ちも感じなかったし、そういう意味では自分の指導力不足も思いますし、もう一度、いろんなことを考えて次ぎのゲームに臨みたいと思います」
★感想2
確かに熊本のサイドを変える様なパスは、あまり見れませんでしたね。
そういった攻撃が無かったので、岡山としては守り易かったと思います。
★コメント3
Q:後半は互いのゴールを行ったり来たりすることが多かったと思います。
「先制されて、リスクを背負わなければいけなかったですし、常に有利な一手は岡山にあったと思うので、常にそういう展開になるのは、今日のゲームを考えれば当然なのかなと思います」
★感想3
確かに先制した事が大きかったという試合でしたね。
★コメント4
Q:今日は菅沼駿哉、チョソンジンという若いCBでしたが、その起用意図と評価は。
「非常によかったと思います。ミスは色々あると思いますが、ドタバタするシーンがもっとあるかなと思っていたんですが、非常に落ち着いてプレーしてくれたと思います。意図としては、センターバックに足りないものが多い中で、新しく加わった2人は、今いるCBが持ってないものをもっている、人への強さだとか、くさびのボールへの潰し方。ガンバっていうチームやアジア大会にも出た経験値で、ひとつ秀でたものを持っていると感じました。相手にチアゴがいるからというのではなくて、チームで競争していく中で二人を選んだという感じです」
★感想4
4-0で負けても評価は高いのですね。
結構チアゴとかに仕事をさせたという印象なのですが…
岡山から世界へ
To Be Continued
by杉野雅昭
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
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