コテコテ母娘のイベリア半島旅行記~2日目・フランスの田舎町『ルルド』をたっぷり観光☆
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ひろ☆
2010年10月26日 18:02 visibility778
スペイン国境やピレネー山脈にほど近い、
フランスの小さな町『ルルド』。
1858年、14歳の少女ベルナデッタが
薪を拾いに来た川のほとりの洞窟で聖母マリアに出会い、
指示された場所を掘ると泉が湧き始めました。
その水を飲むと病が癒えるという評判が広がり、
人口約1万5000人ほどの小さな町は
世界中から年間600万人もの人々が訪れる巡礼地となりました。
町を歩いていると、色んな言葉が聞こえて来ます。
フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、英語、韓国語・・・
他にも全然分からない言葉が飛び交い、実に多国籍!
アフリカの民族衣装や、インドの民族衣装、
メキシカンっぽい衣装を着てる人々を見かけたりもしました。
団体でのツアー客が多く、「他国からの訪問者」として
お互いに通じ合うものがあるのか、
目が合って「Hello!」と声をかけたら
笑顔で「Hello!」と返してくれる人も大勢いました[d136]
聖堂の至るところで、色んな言葉のミサが捧げられてました。
こちらはイタリア語。(←たぶんw)
こちらはドイツ語。
朝食の前に散歩した時は、同じ場所で
韓国語のミサがあげられてました。
(↑時差ボケで早く目が覚めたww)
聖堂の裏手にあるここ「マサビエルの洞窟」は
聖母が出現したといわれる洞窟で、
地中深くを流れてきたピレネーの雪解け水が
今もこんこんと湧き出ていました。
洞窟の手前に、泉の水を引いた蛇口が並んでて
好きなだけ水を汲めるようになっています。
聖母マリアに出会った、少女ベルナデッタの像。
羊飼いをしたりして、家計を助けてたそうです。
ベルナデッタの生家である小さな水車小屋。
貧しい粉ひき屋の娘として生まれましたが、
小麦の不作で家賃が払えなくなり
昔牢獄として使われてた部屋に移り住むほどだったとか・・・。
水車小屋の生家も、牢獄の家も保存されていて
見学することが出来ました。
ツアーの団体行動で町を巡った後、
ホテルで昼食を摂ってから午後はフリータイム♪
母と聖堂のすぐ近くにある高台をお散歩しました^^
周りをドイツ語の団体に囲まれます・・・[d223]
町中に戻り、カフェで一休み。
エスプレッソで体がほっこり温まりました。
ピレネーに近い内陸部だけあって冷えこみます。
朝の気温は5度しかありませんでしたwww
カットソーにカーディガン、ジャケット、マフラー、
アームウォーマー、レッグウォーマーの完全武装です[d228]
(もちろん、カイロもポッケに[d229])
小さな町にびっしり立ち並ぶ、ホテル、レストラン、お土産物屋の数々。
観光で成り立ってる町ですね・・・。
昨日の旅行記でも触れた、『ルルド』の夜のイベント、
毎年、4月頃の復活祭から10月15日まで
夜9時から行われる「ローソク行列」です。
この日は10月12日だったので、
ギリギリで見ることが出来ました!
夜はさらに冷えるので、ヒートテックのシャツとセーターも着こんで
もっこもこの雪だるま状態で聖堂へ出かけます(笑)
ボランティアらしき人々による人力車(?)もありましたが、
引っ張るのってすごくしんどそうに見えました。
日本の人力車の方が機能的じゃないかしら・・・。
でも、狭い町だからこの方が小回りがきくのかな?
ローソクの炎と、祈りを捧げる歌声の響きが
聖堂前の広場を埋め尽くす様は、圧巻でした。
祈りにこめられたエネルギーの大きさに、
ただただ呆然と見惚れるばかりです[d150][d150]
翌日はいよいよ国境を越えてスペインに入ります!
・・・旅行記3日目へ続く^^
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- 事務局に通報しました。
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