原さんはどっちつかずのコメント.ほとんどの人はそろそろ飽きてきただろうなあ.

ナベツネさんと清武さんの双方から話を振られた形の原さんのコメントは「(ナベツネさんとの)雑談レベルでは,江川さんの名前を出したことはある.」という趣旨のものでした.

まあ,そんな所だろうと思いました.原さんとの雑談から,ナベツネさんが「江川入閣」を思いついて,後は,勝手に画策したのだと思いますが,それを,「原さんから江川助監督の提案があった.」とナベツネさん側は言いつくろったのでしょう.

 原さんは,たぶん本当の事を言っていると思いますが,この回答は若干清武さん寄りではありますが「グレー」です.強気に解釈すればナベツネさん側に有利とすることもできますし,ナベツネさん側はそうするでしょう.

舎人さんが,清武さんの真意を非常に丁寧に解説してくれていますが,清武さんの声明後のマスコミやネット上でのやりとりをみると清武さんに賛成する人も反対する人も,清武さんの真意を理解している人は少数のように思います.

 賛成する人の多くは,単に「ナベツネ憎し」で賛成しているだけだし,反対する人は「GMを下ろされるのが嫌で反旗を翻しただろう.」とか,「外国人選手に代表されるように今年の補強には,GMとして明らかに失敗したのだから責任をとらされるのは当然だ.」といった趣旨の論調がほとんどです.

清武さんの声明文を読めば,補強については,相変わらず清武さんに任されることになっていたし,数年後には球団社長になることまでナベツネさんから約束されていたことが明らかなのに,その部分はほとんどの人が読んでいないのでしょうね.DIMEさんが「衆愚」という言葉を使われたのがわかるような気がします.清武さんに敵が多かったことも改めてわかりました.

 さて,原さんから再び,清武さんとナベツネさんに振られた訳で,今後はどうなりますかね.もう,大半の人がこのネタに飽きてきているだろうけど,プロ野球オフのネタとしては最高だろうから,スポーツマスコミは,引き続き追いかけるのかな?

昨日,巨人ファンの友人と話をしましたが,「もう少し我慢したら,ナベツネもいなくなるのに,どうしてあんなことを清武さんはしたのかなあ.」と友人が言ったので(清武さんの側のほとんどの人が同じ意見だと思います),「コーチ人事だけではなくて,それ以外にもたまりたまったものがあって,一線を越えてしまったのだろう.」「清武さんは,本気で巨人の改革をしようとしていて,あまりにも一生懸命になりすぎたからだろう.逆に,もう少し適当にやっていたらこんなことにはならなかったと思う.」という話をしました.


この騒動の結末がどうなるかわからないけど,清武さんのこの思いの強さは巨人ファンとしてきちん評価して覚えておきたいと思います.

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