巨人の4月の個人的月間ＭＶＰ（1軍と2軍）

・2009年のシーズンから，毎試合，各試合の巨人の選手に（個人で）貢献ポイントをつけて集計しています．途中でいろいろやり方を変えていますが、今年は以下のようにしています．



・投手

　2回1失点（１自責点）以下なら（つまり防御率4.5以下なら）１ポイント．それをみたさなければ，ポイントなし．ただし，リリーフの場合は，前の投手の残したランナーを返されてもリリーフ本人の「自責点」とみなす．登板試合数もカウントしています．



・野手（打撃のみ評価）

　　・安打・四球・犠打・盗塁・打点をすべてそのまま合計してカウントする．ただし，最大は1試合6点まで．盗塁はカウント漏れの時が時々ある．



例：4打数2安打１打点1犠打1盗塁なら5ポイント．



3-4月のポイント上位者

　先発投手：内海が，5試合登板して5ポイント（5回とも上記条件を満たす）。杉内は4試合登板して4ポイント．勝ち負けは，杉内3勝，内海2勝．



　リリーフ：山口が12試合登板で11ポイント，西村が９試合で８ポイント．（リリーフ失敗は，それぞれ１回だけ）

　野手・捕手：

　　阿部：55ポイント，長野：53ポイント，坂本：51ポイント

　　ちなみに村田は39ポイントで4位．この結果はほどんどの方の印象通りでしょう．

　　参考までに，ボウカーが18ポイント，小笠原が19ポイント



　巨人の1軍の（個人的）月間ＭＶＰ

　　先発投手：杉内（内海と内容に差がなかったので勝ち負けで判断）

　　リリーフ：山口

　　捕手・野手：阿部



次に2軍です．

　イースタンの公式試合対象です．イースタンは3月18日から始まっていますが，3月は1軍の選手が2軍の試合に出ていたりするので4月のポイントのみ下記では集計しています．

　イースタンの野手のポイント付けは上記の１軍と同じです．ただし，盗塁は分かるときの方が少ないのでかなり漏れています．投手については，条件を厳しくして3回1失点（１自責点）以下なら（つまり防御率３以下なら）１ポイントとしています．また，リリーフで０失点に抑えても，１回あたり3人以上のランナーを出しているときはポイントを与えないことにしています．ただ，成績を見ているだけですから，厳密ではないかもしれません．



4月のポイント上位者（2軍）



先発投手

笠原：2試合に登板して2ポイント→1軍にあがりました．

参考までに，東野は3試合で０ポイント，金刃は4試合1ポイントです．



リリーフ右

福田：4試合4ポイント→1軍にあがりました．

一岡：6試合に登板して5ポイント→一瞬ですが1軍に上がりました．

田原：7試合5ポイント

真田：7試合4ポイント

野間口：5試合3ポイント→一瞬ですが１軍に上がりました．

小山：4試合3ポイント→小山が上り調子です．



＊1軍昇格予備軍は，一岡・田原・真田・小山といった所です．



リリーフ左

星野：8試合6ポイント→1軍に上がりました．

大立：6試合5ポイント

辻内：6試合4ポイント

岸（育成）：4試合3ポイント



＊星野の調子によっては，大立または辻内が昇格の可能性があります．その意味でも30日の辻内のリリーフ失敗は痛かったように思います．





捕手（野手ほど出場機会を与えられないので野手と区別しました）

加藤：13ポイント→優先的に起用されている感じです．河野から2軍のレギュラー捕手の座を奪い返した感じ．逆にいうと河野の支配下登録の可能性は下がりました．

他は2ポイント以下



・野手

橋本：27ポイント→他の方も紹介されているように最近急上昇してきました．

和田（育成）：23ポイント→2軍ショートのレギュラー扱いです．支配下登録があるかも．

中井：19ポイント→一瞬だけ1軍に上がりました．2軍に落ちても好調でしたが2-3日前に故障した可能性があります．

大田：18ポイント→30日の試合の2打席連続本塁打でポイントが増えました．もう少し様子を見る必要があります．



2軍4月のＭＶＰ

先発投手：笠原→1軍昇格
リリーフ投手：福田→1軍昇格

捕手：加藤

野手：橋本



＊結果をみればわかるように，野手に比べて投手はイースタンの成績に見合った昇格がなされています．川口コーチの意向が反映されているように思います．野手は・・・まあ，見ての通りです．