「つなぎの打線」は長続きしない。(6/12,151625,19)

DIMEさんの日記「選択と集中(後編)」で触発されたネタを一つ。


 


3割打者3人が短打3本続けて打って1点とる確率は、(3/10)*(3/10)*(3/10)=27/1000で2.7%。本塁打10本打てる打者3名を並べて1点が取れる確率は、年間600打数として(10/600)+(10/600)+(10/600)=30/600で5%。となって上述の約2倍。本塁打20本打てる打者を3人並べたら10%になって約4倍です。


 


もちろん、野球には勢いというものがあって、試行数(ここでは打席数や試合数)が少なければ、上記の確率とは違う結果がでるでしょうが、試行数が十分あれば、結果は上述の確率に近づいていきます。


 


平たくいえば、「つなぎの打線」は長続きしないってことです。もっと言えば、「つなぎの打線」でよい結果が出たとしてもしばらくするとまったく点が取れない時期にはいるということです。逆に、「本塁打でしか点が取れない打線」は、安定して点が取れます。


 


・・・たとえば、横浜の「マシンガン打線(1998年)」の寿命は短かったですね・・・


 


DIMEさんの上述の日記で「得点生産能力 というのは、だいたい出塁を増やしていくか(単打が増える事を含む)、長打を増やしていくかしかないわけですが、前者の方が、後者よりも偏りやすい傾向が あります。」と書かれていたことを私なりに解釈した結果です。


 


 


 

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