2009年を振り返る(その2):シーズン前の懸念チェック

*1 今シーズン前の1月の時点で,投手については


 


先発(枠6)
(右)グライシンガー・久保・東野・木佐貫または西村
(左)内海・高橋尚 
(ただし,久保・西村に関しては,中継ぎ兼用の可能性有り)
抑え(枠1)
クルーン
中継ぎ(枠5)
(右)豊田,M中村,越智
(左)山口,バーンサイド


 


と予想し,1)先発の経験不足と2)中継ぎの越智・山口(特に山口)の昨シーズンの疲労の2点を懸念材料に上げていました。


 


結果


実際のシーズンでは,右先発には,木佐貫・西村・久保の代わりに,ゴンザレス・オビスポ・福田等が入ってきて,特にゴンザレスの活躍で1の懸念は解消されました。右中継ぎには,M中村の代わりに木村正や野間口が入り,左には金刃や藤田が入ってきましたが,それらとはあまり関係なく,越智・山口の2年続けての活躍で2の懸念は解消されました。


 


*2 捕手・野手については,


 


捕手:阿部
1塁:李
2塁:寺内
3塁:小笠原
ショート:坂本
外野:ラミレス・鈴木・高橋または谷


 


控え野手 ・鶴岡・加藤(実松)・木村拓 ・古城 ・大道 ・亀井で、(脇谷・大田・中井・加治前)から、後1名。


 


打順


1)鈴木,2)寺内,3)小笠原,4)ラミレス,5)高橋または谷,6)李,7)阿部,8)坂本


 


と予想し,1)阿部のケガの回復具合と2)小笠原・ラミレス(特に小笠原)が戦線から離脱したときの対応の2点を懸念材料として上げました。


 


結果


1塁は亀井,2塁は最終的に古城,外野はラミレス・松本・谷となりました。阿部は鶴岡のバックアップもあって出場を続けることができ,小笠原・ラミレスの離脱もありませんでした。坂本・亀井・松本の成長が予想外の大きなプラス要因となりました。


 


全体として,懸念はすべて解消または回避され,それに加えて,若手の大きな成長があったので,今年度のすばらしい結果につながったということになります。


 


 


 

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