昨日のG-S戦における延長12回での原采配について

12回表、西村・山口が残っていたのに、東野をもってきて1点とられ、そのあと山口が出てきた抑えた場面。私も疑問に思ったが、山口・西村の前回のできが必ずしもよくなかったこと、東野の前回の出来(対楽天戦)が非常によかったこと、それと、ブルペンの様子を見て決めたということかなと思います。まあ、西村に何らかのアクシデントがあったのかもしれませんが・・・何せ36試合もなげているものね。


 


12回裏 無死1塁で鈴木尚にバントではなく打たせたこと。これはバクチでしたがものの見事に決まって無死2・3塁。逆転の2塁ランナーが俊足の鈴木ですから、外野手は当然、極端な前進守備。木村の一打は、定位置ならばレフトフライでした。


 


12回表、原監督が、無難に西村・山口を頭から使っていたら抑えたかもしれないし、打たれたかもしれないが、どちらにしても「采配ミス」とは言われなかっただろう。


12回裏、原監督が、鈴木にバントさせていたら、(うまくいったとして)1死二塁。ソフトバンクの外野の守備体制がどうなったかわからないが、 少なくとも極端な前進守備ということはなかったろう。したがって、木村のあたりはレフトフライになった可能性が高い。つまり2死2塁で、小笠原という場面だった。無難な采配の結果だが、それで点がとれただろうか?


 


*結論:昨日の勝利は原さんの(バクチ)采配によるものである。12回表の采配がミスだったとしても、12回裏の采配で勝ったのだから、トータルとしては、原さんの(バクチ)采配を認めざるを得ない。野球に限らず、互角の相手に対しては、無難な采配だけをしていては必ずしも勝てない。バクチ采配は、あたり外れがあるから「バクチ」なのであって、1回の失敗があったとしてそれをあげつらうべきではないだろう。トータルで考えるべき。昨日の采配は見事だった。


 

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