昨日はホームズスタジアム。

入場口で、エメルソン・トーメ選手がファンサービスをしていました。
通り過ぎてから気づき、声をかけましたら「お元気ですか？」と、もの凄く流ちょうな日本語を…。
とても爽やかで、男前でした。
「今日は勝ちましょう」と答えるのが精一杯でしたが、戻って握手してもらったら良かったなと、ミーハーな後悔をしています。

試合は４−０と神戸の圧勝でした。

序盤早々の酒井選手のシュートは、惜しくもゴールポストに、はじかれました。
もう少し巻いていれば入っていたと思います。
まだまだ馴染んでいるとは言い難い部分もありましたが、地味に間を埋めようとする動きは、なかなか見応えがあったと思います。
後半戦のキープレイヤーになってくると思います。

１点目のレアンドロ選手への大久保（嘉）選手のアシストは、技ありという感じでした。
あれだけ落ち着いてしっかりしたボールが入ってくると、焦らずにシュートを打つことができると思いました。

後半14分に磐田のファブリシオ選手にレッドカードが…。
何があったのかよく分かりませんでしたが、とにかくこれは難しくなったかなと思いました。
今年の神戸は10人になった相手から点を取ることができていない印象が強かったからです。

しかし、昨日は違いました。

24分にスローインから始まったプレーでレアンドロ選手から朴選手に良いクロスが入り、追加点。
しかし、実はこれ２回目のスローインといいますか、１回目に外に出してしまったように思ったのですが、なぜか同じ場所からもう一度スローインしていたような気がします。
とにかく良い時間帯に追加点を奪うことができていました。

３点目は北本選手のヘディングでの折り返しがお見事でした。
良い位置取りをしていたレアンドロ選手がきっちりと決めました。

２ゴール１アシストのレアンドロ選手が交代して、大久保（嘉）選手がうずうずしている感じがしました。
「次はオレだ」みたいな雰囲気です。こういったムードはすごく好きです。
そしてきっちり決めました４点目。
その前に高く上がったボールを、上手く足元に収めたプレーが良かったです。
「上手い」と思いました。ボールキープも上手くて、セレッソでは観ることができなかったプレーを随所に魅せてくれています。「なんだ。やればできんじゃん」とか、思ってしまいましたが…。

神戸にとっては理想的な勝利といえると思います。
無失点で追われたことも大きいです。
もっとも、磐田の決定力不足ということも忘れてはならないと思いますが…。

個人的には村井選手を観ることが出来て良かったです。
彼が入ってから人数的には不利ながらも、磐田に幾度かチャンスが出来たような気がします。

これもミーハーですが、中山ゴン選手が観たかったです。
オールスターの主役でしたし…。

アジウソン監督が「ボールボーイか？」っていうくらいに、ボールの世話をしていたのが印象的でした。
二重にボールをピッチに入れているシーンもありましたが…。

次節・アウェイの大宮戦でしっかりと結果を出すことができれば、後半戦Ｊ１の台風の目になる可能性も
十分にあるのではないかと期待させるような見事な試合だったと思います。