
メンタルトレーニング
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ペスカドーレ
2011年08月20日 03:58 visibility138
今現在、メンタルトレーニングについて専門家と調整してチームに取り入れようと準備しています。取り入れる理由のひとつとしては、メンタルトレーニングの目的に「実力発揮」があり、毎日の練習で身につけた技術・体力・戦術を、試合でベストな状態で発揮するためには重要なトレーニングでもあるからである。他にも毎日の「練習の質を高める」というのも目的にあり、どんな気持ちで毎日の練習に取り組めば良いのか?良い心の準備をして練習し、試合に臨むのか?というのが、いかに重要かはみなさん理解できると思います。
では、どのようにトレーニングしたら良いのか?
専門家からの話の中に‥あるチームで「イージーミス」が目立ち、チームみんなでミーティングをした結果⇒「これからはもっとイージーミスでも練習中は厳しく強く言っていこう!」という結論に至ったそうです。(現在指導しているチームでも「厳しい練習環境を創ろう!」と投げかけたことがあり、方向性は間違ってないと感じたんですが‥)では、厳しく言えばイージーミスが無くなると本気で思っていますか?と質問されたそうです。
指摘したかった事は、このような「マイナス(ネガティブ)な注意」をすれば、ますますイージーミスができないプレッシャーに押し潰されチームワークに悪循環が生まれるはず。サッカーにおいてミスは当たり前なので、その当たり前のミスをどう切り替え、次のプレーに繋げるかが重要である。試合中にガチガチになっているチームは、必ずチームメート同士で文句を言い合っています。ミスをすることに文句を言い合うのではなく、「OK!次次!」とポジティブな声掛けをし、チームメートがミスをすればカバーし、自分がミスをすればチームメートがカバーしてくれる。強いチームってこういった事が自然とできてるんですよ!とのこと。これを改善するメンタルトレーニングとして、コミュニケーションスキルやセルフトークのプログラムで口から出る言葉全てをポジティブにするというトレーニングが効果があります。とのことでした。
このようなことだそうです。まず「ナイスミス!それを直せばもっと上手くなるよ!」などの声掛けをしてみることを薦めます。ミスは悪いことではないというプラス思考の考え方を学び、ミスをするから欠点に気づき、それを直せば上手くなる。サッカーはミスが多いから面白いし、難しい、だからやりがいがある、と考える事ができればあなたのチームはもっと上手くなれます。前向きな気持ちで毎日の練習を楽しんだ方が積極的に上手くなれると思いませんか?と投げかけられました。
加えて、ここでの楽しむは、楽をするという意味ではなく、上手くなるために自分を追い込む楽しさ、チームが強くなるために自分達を追い込む楽しさ(チャレンジ)が分かってないんです。おそらくイージーミスが多いそのチームは毎日の練習でチャレンジができてないのでしょうか?それともコーチにやらされている練習をしているのではないかと感じます。と言われました。
言われてみると、これまでのチームを見てきてもその通りである。我がチームが上手く回ってない時、ネガティブな言動や行動=ネガティブな結果になっていたように感じます。最近イージーミスが減ってきてポジティブな結果がでてきていることも、ポジティブな投げかけがあってのことなのかもしれません。この環境を作り上げるのには継続的なチーム(選手のみならず指導者も)の努力と中長期的なメンタルトレーニングが必要と感じます。「心技体」の3つの中でも「心」の重要性を一番にあげる人が多いのですが、「技体」のトレーニングはしても「心」は行えていないのが事実です。
やはり心の鍛錬、実力発揮のためには選手も指導者も「メンタルトレーニング」が欠かせないようです。
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