ペットボトル症候群って恐ろしい(;゚Д゚)!
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ペスカドーレ
2012年05月29日 22:15 visibility407
みなさんは『ペットボトル症候群』という病気をご存知でしょうか?
近年、若者を中心に患者が増えているという夏に多い病気と言われています。
『ペットボトル症候群』とはズバリ、ペットボトル飲料(=清涼飲料水)の飲み過ぎによる
プチ糖尿病のようなものです。
糖分が多く含まれる清涼飲料水などを大量に摂取すると、血糖値が急上昇します。それを正常な状態に戻そうとして体内では、インシュリンが分泌されます。
適度なインシュリン分泌であれば良いのですが‥過剰に分泌されると、逆に低血糖状態になってしまいます。
これが、誰もが体験したことのある「甘いものを摂ると喉が乾く」の仕組みだそうです。
さらに乾きを清涼飲料水で潤そうとして悪循環に陥り続けることで『ペットボトル症候群』となるのです。
ここで気になった人もいるのではないかと思います。
最近流行りの「ゼロカロリー」や「カロリーオフ」の清涼飲料水でも『ペットボトル症候群』になるの?
これは「ゼロ」という言葉に惑わされないように注意が必要です。
栄養表示基準をよく確かめてみてください。
例えば、ゼロカロリー表示のコ○コーラの清涼飲料水。
栄養表示の基準上では「100mlで5kcal以下のものであれば、0カロリーと表示して良いことになっている規定」のため、砂糖が全く入っていない訳ではないようです。
ちなみに、先日の熱中症講習会での資料では、スティックシュガー(3g入り)で換算すると…炭酸飲料水(350ml入り)のペットボトルには、以下のスティックシュガーが入っていることになるそうです。
ノンカロリー:1.5本分
カロリーオフ:約5本分
通常のもの:約12本分
全然ゼロカロリーではないようです(; ̄Д ̄)なんじゃと?
また、『ペットボトル症候群』は本人が自覚のないことが多く、症状として「身体のだるさ」や「のどの乾き」があることで、夏バテ?と勘違いするケースが多いようです。
心配な皆様のためにペットボトル症候群(=糖尿病) のセルフチェックを行なってみてください。
①喉がよく乾く
②清涼飲料水をほぼ毎日飲む
③水分を大量にとる
④頻尿
⑤疲れがとれない
⑥肩こり
⑦急激な体重の減少
⑧満腹感が得られない
これらに心当たりがある方は、要注意です。
これは、糖尿病と同じで“適度な運動”と“糖分の過剰摂取”に注意することが肝心です。
まもなく梅雨に入り、梅雨が明けたら本格的な夏に突入します。
今年も「節電」が叫ばれることでしょう。
これから皆さんも『ペットボトル飲料』を口にする回数が多くなることと思います。
ノドの乾きを潤す時は、『ペットボトル症候群』の心配がない飲料水を注意して飲むことも重要なようです。
ただし‥清涼飲料水が良くないのならと、「水だけ」を飲んで『自発的脱水』にはならないように併せて注意しましょう( ̄人 ̄)!!!
『自発的脱水』は、水だけを飲むと血液の塩分濃度が下がり、水が飲めなくなることです。
私たちの体には、0.9%の塩分を含んだ血液が循環しています。
大量の発汗が起こると、皮膚をなめた時に塩辛い味がするように塩分が失われています。
この時に水だけを飲むと、血液の塩分濃度が薄まり、それ以上水が欲しくなくなります。
同時に余分な水分を尿として排泄し、体液の量が回復できなくなります。
この状態で運動を続けると‥運動能力が低下し、さらに体温が上昇して、“熱中症”の原因ともなる訳です。
水分の組成としては、「0.1~0.2%の食塩と糖分を含んだもの」が有効と言われます。
運動量が多いスポーツほど、糖分を増やしてエネルギーを補給するように調整した方が良いでしょう。
1時間以上の運動をする場合には、4~8%程度の糖分を含んだものが疲労の予防に役立つそうです。
トライアスロンなどの長時間行う運動では、血液のナトリウム濃度が低下して、熱痙攣(けいれん)が起こる可能性が報告されています。
これからの夏、皆さんが運動する際や部活動などでは、水だけじゃなく適度な成分が含まれたスポーツドリンクを飲むことにも注意しておいた方が良いでしょうヽ(´▽`)/
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