「育成の巨人」→清武氏解任→大型補強→他チームの4番打者を獲得→暗黒時代の再来?!

巨人ファンは村田修一がかつて「巨人は嫌い」と発言していたことをよーく覚えているし、

お山の大将のような立ち居ふるまいも、かつての清原を彷彿させ、気分が悪い。

彼の入団は巨人の打撃力に寄与するかもしれないが、イメージアップにはボディブローのような深刻な打撃を与えるだろう。

その昔、といってもわずか数年前の話であるが、巨人は「資金力に物を言わせて」他球団の4番打者を掻き集めて世間のヒンシュクを買った。

しかし、それでもなかなか勝てなかったから、清武氏が「育成」部門を強化して「自前で選手を育てる」体制を整えたのに、「巨人・村田修一」の誕生は時計の針を逆戻りさせたかのような印象を与える。

清武氏は岡崎ヘッドコーチのクビは守ったかもしれないが、自らが失脚し、決して開けてはならない「パンドラの箱」を開かせてしまった。

問題は「また、大型補強一辺倒に逆戻りか」というイメージが広がることである。

巨人叩きで部数を稼げるマスコミは躍起になって喧伝するだろう。

今後育成選手たちは「育成制度」自体がいつまで巨人に存在するかわからぬ中でプレイすることになる。

育成制度・・・意外に早くなくなってしまうかもしれない。運用の仕方も一部で問題があるし。