やるじゃんナベQ!

  • Miya
    2008年04月07日 06:03 visibility4039


かつて絶対的な強さを誇った80年代の西武ライオンズを、

工藤公康、郭泰源らと共にエースとして支えたのが渡辺久信だった。

細身で長身、今でいえば「ちょい悪」のイケメン。

三度の最多勝に輝いている実力派だ。

 

 

最近では地味に二軍投手コーチ、二軍監督なんかをやっていたが、久々に見ると外見はすっかり変貌を遂げており、




「なんかエライ苦労したんのかなぁーこの人?!」という、ただならぬ雰囲気を漂わせていたのでちょっと驚いた。

 

 

 

現役時代の最後の輝きは96年オリックス戦で記録したノーヒットノーラン。

当時31歳だった。

しかし、その翌年1勝もできず、戦力外通告を受けてヤクルトに移籍。そこでも1年でクビになっている。

結構苦労をしているのだ。

 

投手として最高の快挙からわずか二年で現役を退くとはどういうことだ???と非常に驚いたのを覚えている。

 

その後日本プロ野球の表舞台から姿を消した彼は、台湾に渡り、台湾プロ野球で3年間現役投手兼コーチとして活躍をしていた。

言葉もわからない外国でコーチをやってかなりの苦労をしたようだが、ここで渡辺は指導者として並々ならぬ成長を遂げたという。




監督就任会見で小林信次球団社長が「明るいチームづくりを考えて渡辺監督に就任を要請した。来年は日本一になると思いますよ」と発言したのを聞き、「オイオイ明るければいいんか?イメージ一新したいのはわかるけど、大丈夫かよ・・・」と思ったものだ。

打撃コーチにデーブ大久保を起用したのも話題となった。

たしかに明るいよな・・・。

 

 

 

 

 

しかし、開幕以来順調に勝ち続け、気がついて見れば5連勝。

現在は首位の座をキープしている。

15試合でチーム本塁打18本はダントツで破壊力は抜群。

防御率も2.77でリーグトップ。

もしかしたらこのままのスイスイいってしまうかもしれない。




渡辺監督はたしかにいつもニコニコしているが、これがどうしてなかなかのツワモノ。

記者たちに「ハゲ」と呼ばれても全然平気でニコニコしているらしい。

そのエピソードを聞いて、ひょっとしたらコイツは凄いかも!?と思った。














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