フロントマンとしての---

私の仕事は言ってみれば顧客からの各種案件、引き合いを競合他社に先んじて自社にもってくるという仕事ですから結構メンタル面ではハードなところがあります。

しかも、たとえ他社に先んじて顧客にアプローチ出来ても、自社の設計部隊の動きが悪ければ他社にやられてしまいます。

私にとって、出張先への車中で読む三浦綾子の小説は、そういった殺伐とした仕事の合間のオアシスに値します。

彼女の小説には決まって、現実には殆んど有り得ないと言えるくらいの善人達が登場。そしてその生き方を読み感動を抑えきれないケースが多いのです。

キリシタンの洗礼を受けた彼女の視点は厳しく、殺人や盗みと同レベルで”傲慢は大いなる罪である”と主張します。

これは私にとっては耳の痛い主張ではありますが、それでも本屋に行くと先ず最初に捜すのは未だ読んでない彼女の小説であります。

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