キヨシ「私は休んでました、そういう監督です」

ｅＮＡは５位・阪神との直接対決初戦を制し、ゲーム差を４に縮めた。八回に２番手の藤江が同点に追い付かれたが、その裏に４番のラミレスが決勝２ランを叩き込み熱戦を制し、中畑監督が試合を振り返った。

http://www.sanspo.com/baseball/photos/20120828/den12082821480001-p3.html">【ＢＢスターマンとお立ち台でポーズをとるラミレス

　「勝ち方としては最高だと思うんですけど。先発の三浦があそこまでゲームを作って頑張ってた投球をしていたんで。できればあのまま勝ち星をダイスケに残しながら勝ちゲームで終わりたかったんですが。勝負は甘くないですねぇ。阪神さんの粘りがあって、追い付かれましたけど。同点で止めたのも、荒波のファインプレーもありましたし、みんなで最少失点に抑えてゲームを作ったことが、ラミちゃんの本塁打につながった。全員野球で１戦目取れたのは大きいと思います」

　――後藤がいい仕事をした（先制適時打と犠飛）

　「昨日は休みなんですけど、自主的にグラウンドに来て練習していたと聞きました。私は休んでました。そういう監督です（笑）。それくらい気持ちがやっぱり結果に出るんだなと。練習は嘘をつかないという典型的な結果ではないかなと。彼の活躍はみんなに元気を与えることができるんで、いい仕事をしてくれたと思います」

　――打線を入れ替えた（１番・内村、２番・荒波）

　「このところ１、２番の出塁が少なかったんで。それと淡白さが目立ってたところがあって。１、２番は何ぞやと。入れ替えることで、意識が集中してくれればと思って入れ替えたんですけど。緊張感もあって、打線のつながりができたかなと思います」

　――阪神と４ゲーム差

　「チャンスがあれば、それに向かっていきます。明日でしょ。１つ勝ったことで、明日の大切さもみんなわかってますし。集中力を切らすことなく頑張って行きたいと思います。期待してもらってる間は最後の最後まで頑張っていこうと合言葉にしてます」