錦織と添田がオリンピック出場権獲得コメント

  • 2012年06月17日 02:48 visibility49

出場権を獲得した添田は、オリンピックに向けての思いを、次のように語ってくれた。

――五輪出場が正式に決まって、どのような気持ちですか?

添田:正式に決まって落ち着いたというか、ほっとしたというのが正直な気持ちです。決まる前から大丈夫だろうと思ってはいましたが、正式にアナウンスされて、身が引き締まる気持ちです。

――五輪は、添田選手にとって、どういう位置づけですか?

添田:4年に1回しかないし、世界中が注目する大会なので、位置づけ的にはグランドスラムと同じくらいのレベルだと思います。ジョコビッチやナダルらトップ選手たちも「金メダルが欲しい」と公言しているので、そういう意味で僕らもそう思うべきだし、僕個人としても、最高峰の大会と考えています。

――今回のロンドンに限らず、テニスでオリンピックを意識したのは、いつ頃ですか?

添田:(2008年の)北京大会くらいから、何位までいけば五輪に出られるというのは意識していました。ただ、北京の頃のランキングは100位代前半くらいだったので、60位70位という数字は現実的ではなかったし、五輪は近いものではなかったです。

――それにも関わらず、今回は実際に出場権を得られたのは、なぜでしょう?

添田:そうですね……オリンピックに出るという目標をかかげてきましたが、昨年末くらいまでは半信半疑でした。今年の年始にランキングが上がって「行けるかも」と思い、そして五輪に届くランキングを目指して活動してきたなかで、気がついたら出場権が近づいていました。どの大会や特定の試合でどうということではなく、ひたすらやっていたら、いつの間にかここにきたという感じです。


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