スペイン4‐1ロシア
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2008年06月11日 09:35 visibility83
ロシアサッカー協会はEURO本大会の結果に関らず、
フース・ヒディング代表監督の契約を2年延長させることを発表した。合意に達しただけで、
まだ正式にサインをしたわけではないが、
同監督は2010年南アフリカW杯までロシアを率いることになりそうだ。
これまでロシア代表のスポンサーとしても貢献しているチェルシー、
アブラモビッチ会長が以前に同監督に対してチェルシー監督就任のオファーを提示していたが、
「私の優先はロシア代表である」と同監督はかたくなにオファーを拒否していた。
今回望みどおりロシア代表から契約延長のオファーが届き、それを引き受けることになりそうだ。
尚、スペイン代表戦を直前に控えた同監督は
「スペインが圧倒的有利だ。今大会これまでの試合でも本命だと予想されたチームが全て勝っている。
我々の仕事はその流れを断ち切ることで、そのための準備をしてきたつもりだ。
恐れることなくロシアらしいサッカーを展開したいと考えている。
とにかくスペインが思ったようなプレーができないように阻止したい。」と
スペインが圧倒的有利だと発言し、逆にスペインに対してプレッシャーをかけている。
■スペイン 4‐1 ロシア
今回のスペインはこれまでとは違う。
それを証明するかのような華麗なパスサッカーとビジャの決定力でロシアを粉砕した。
前半からスペインが得意のボールポゼッションをし、
ロシアは引いた状態からカウンターを伺うという展開になる。
勝負を決めたのはビジャ、フェルナンド・トーレスのツートップのスピードと破壊力だった。
前半ビジャが見事にロシアディフェンスラインを突破、20分、44分に2ゴールを決め、
チーム力の差を見せ付ける。
後半、2点のリードを縮めるため、攻めに出なければいけないロシアは
前線から激しくプレスをかけ、ゲームの主導権を握るが、スペインはラインを下げ落ち着いて対応。
守護神カシージャスを中心にゴールを割らせない。
すると前掛りになっていたロシアの裏を突き、
後半30分に再びビジャがゴールを決めハットトリックを達成する。
このゴールでロシアは完全に意気消沈。後半41分に、
コーナーキックからFWパヴリュチェンコがヘディングシュートを決め、一矢報いるが、
後半ロスタイム、再びカウンターからシャビのボレーシュートのこぼれ球を
後半から出場したセスクが押し込み試合終了。スペインが力の差を見せ付け、危なげなく勝利を収めた。
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2008年6月24日 -
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フース・ヒディンク監督(ロシア)試合後 コメント。
2008年6月27日
- 事務局に通報しました。
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