チェルシーで苦戦が続くウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクに新たな火種が生まれているようだ。イギリス『Sport Bible』が伝えている。

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    2023年11月29日 08:19 visibility61

今年1月にシャフタール・ドネツクから8800万ポンドと言われる高額な移籍金で加入したムドリク。しかし、新天地では細かいケガや戦術理解、プレーの粗さが目につき、在籍約1年間で公式戦29試合2ゴール2アシストの数字にとどまっている。

 

これにより、識者やブルーズファンからの批判に晒される22歳だが、自身が活躍できない一因は周囲のチームメイトにあると考えているようだ。

 

ムドリクとシャフタール、ウクライナ代表で共にプレーするMFヘオルヒー・スダコフは、イギリス『テレグラフ』のインタビューで親友とのここ最近のやり取りについて言及。

 

現在、多くのビッグクラブの関心を集める注目のプレーメーカーはムドリクからイングランドやプレミアリーグに関するアドバイスをもらっていることを明かした。

「ミシャは僕の親友で、本当によく話をするんだ」

 

「僕がイギリスに移住する場合に備えて、すでに彼からいくつかの貴重なアドバイスを受けている。どのように適応するか、ゲームのペースに順応するのは簡単ではなく、僕にとってとても役立つアドバイスばかりさ」

 

「彼は、自分のゲームを発展させるに、身体的にも心理的にもより早く適応するのに助けるため、できるだけ早くプレミアリーグのようなトップリーグに移ることを勧めているんだ」

 

ここまでのエピソードは問題なかったものの、物議を醸すことになったのは、スダコフがムドリクが新天地で活躍できていない理由について語った次の件だ。

 

「ミシャには大きなポテンシャルがある。ただ、おそらく彼がイングランドのトップレベルでまだ本来の姿を見せられていない理由のひとつは、彼がスダコフのように、常にトップパスやアシストを供給してくれるプレーヤーがいないと言っていることだね」

 

今回のスダコフの発言は他意のないジョーク的な意味合いが強かったと思われるが、穿った捉え方をすれば、ムドリクがチームメイトの自身の活かし方に不満を抱いていることを周囲に主張しているようにもとれる。

 

そのため、ムドリクに対してネガティブな印象を持つ一部のファンには受け入れがたい主張と取られてしまうかもしれない。

 

 

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