フットサル特有のルール「6つ目のファウルから与えられる第2PK」

2020年10月22日
フットサル特有のルールである「第2PK」について、解説します。

 

 

サッカーとは似て異なるスポーツのフットサル。その特有のルールの一つに、「第2PK」があります。フットサルでは直接FKになるファウルは累積してカウントされ、前後半で各6回目の直接FKになるファウルが数えられると、「第2PK」が与えられます。

「第2PK」というのは、ゴールマウスの中央から10メートルの位置にある第2ペナルティーマークから蹴る、フリーキックのことです。通常のフリーキックでは、ファウルをした側のチームは、フィールドプレーヤーを並べて、壁をつくって守ることができますが、「第2PK」では、守備者は壁をつくることができません。そのため、PKのようになるので、「第2PK」と呼ばれています。

もし、6つ目のファウルがゴール前、10メートルよりも近い位置で起きた場合はどうなるでしょうか? この時、ボールを蹴る側は自分が第2PKスポットからボールを蹴るか、このファウルが発生した場所から蹴るかを選べます。もし、ファウルが発生した場所から直接ゴールを狙うことを選んだ場合でも、相手は壁をつくることはできません。

※「みんサル」より転載