フットサル初心者必見!?「出して抜ける」を意識しよう!

2020年10月21日
フットサルでは、ドリブルで仕掛ける場面もありますが、パスを何本もつなぎながら、攻めることがあります。パスを回しながら攻めるとき、「出して抜ける」という動きが必要になってきます。
「出して抜ける」この動きがフットサルでは効果的!

「出して抜ける」動きをするとチーム内でボールが回りやすくなります!「抜ける」というのは、パスを出した選手が、その後に、前や横に走ることです。選手がその場から離れて、そこにスペースを作ります。この動きはフットサルの基本的な動きですが、意外とできていない人は多いです。


抜くときのポイントとしては
【ポイント1】前に抜けるなら相手の背後に抜ける
【ポイント2】味方選手のいないスペースに抜ける

下記の写真で説明すると、パスを出した選手は相手選手の背後に抜けようとします。そして、抜ける先には味方選手がいません。このように前に抜ける際にはポイントを意識して抜けることがコツになります!どんどん選手が前線に飛び出してくるので、守る側からすると非常に守りにくいチームだと思わせる事が出来ます。

 

 

①味方にパスを出します。

 

②パスを出した選手は、前線に走って相手の背後に抜ける動きをします。

 

③パスを出した選手いたスペースが空くため、パスコースを作ることできます。

 

 

やみくもに「出して抜ける」をしてはダメ!

ただし、チームメートが「出して抜ける」という動きを分かっていない場合は、逆にピンチになる事もあります。後方の自陣にいた選手が、前線に走っていくわけですから、オフェンスに厚みは増しますが、逆にディフェンスをする人数が少なくなります。

このためチームメート間で、『「出して抜ける」動きをしながら、攻撃しよう。誰かが出して抜けた場合は、近くの選手がフォローに入って守備をしよう』などと、試合前にコミュニケーションを取っておくことが重要となります。ちょっとレベルが高い戦術に思えてしまいますが、これができると、よりチーム力は上がっていきますよ!

「出して抜ける」をキーワードにまずは実践!

出して抜けた方が良いのか、抜けない方が良いのかはその時の場面に寄りますが、この動きをすれば、チーム内でパスが回りやすくなり、全員がボールを触って楽しめる雰囲気の良いフットサルになります!最初のうちは、どこに抜けてもいいですが、上記した二つのポイントを意識してみましょう!ぜひ次回参加する個サルや大会、練習などから試してみてください!

 

※「みんサル」より転載