まず抑えておきたいのがこのルールです。これはキックインに限ったことではありませんが、フットサルのセットプレーには4秒ルールが適用されています。試合が再開できる準備が出来たら4秒以内に再開する必要があります。
意外と反則を取られてしまうのが軸足の位置です。キックインをするときに、ボールを蹴らないほうの軸足がタッチラインを踏む、もしくはラインの外側でないと反則になります!また軸足がコートに中に入ってしまうのも、同じく反則になります。反則すると、その場で相手のキックインに変わってしまいます。
軸足の位置が理解出来たら、次はボールをセットする位置に注意です。ボールをセットする場所は、キックインをする時にどこにボールを置いていいわけではありません。ボールはライン上かラインからコートの外側25㎝以内に置かなければなりません!これも、もちろんコート内にボールを置いた場合も反則になります!ここでの反則も相手ボールになります。
・軸足はタッチラインを踏むこと。コート内に入らない。
・ライン上あるいはラインの外側25㎝以内にボールを置く。
・ボールをしっかり静止させてから、4秒以内に蹴る。
どれか1つでもミスをすると相手ボールになってしまいますので、注意してください。
結論から言うと、キックインから相手のゴールへ直接シュートをしてもゴールは認められません。しかし、敵味方関係なく誰かに少しでも当たってから入ればゴールは認められます。あまりお勧めはできませんが、ラスト数秒の場面なら一か八かで相手にめがけて蹴り込むのも作戦のひとつです。
初心者向けの大会や個サルでもキックインのシーンは多くあります。ルールを正しく把握しておけば慌てることはありません!個サルでは、そこまで厳しく4秒ルールやその他の反則を取られることはありませんが、大会ではファールを取られてしまうので気を付けましょう!
※「みんサル」より転載