チリ巨大地震

８５年のチリ地震でバルパライソにいたときはよく映画を見に行っていた映画館が押しつぶされた

知り合いも住んでいるので心配しています。

メキシコでもすぐに先日の沖縄の地震ではツナミ情報が入ったと言っていました。チリでは日本で地震が起きるたびにすぐにツナミ情報が知らされることには驚かされました。

遠く離れた場所で一番早い情報が行き来しているのは中南米ではメキシコとチリなのかもしれません。

チリ内務省は、地震による死者は少なくとも214人であると発表したが、1分ごとに数字が変わっているとも述べた。

　ミシェル・バチェレ大統領は「大災害宣言」を出し、地震の被害を受けたサンチャゴを含む5地域を「大災害地域」とした。
　セバスチャン・ピニェーラ次期大統領は、「チリは災害の国であり多くの地震経験があるが、今回のものは最近30年で最悪のものだ。」と述べ、現大統領に協力するとした。

27日、チリの中南部をマグニチュード8.8の地震が襲った。震央はコンセプション市から91キロであるが、首都サンチャゴでも揺れを感じ、停電が起こっている。
　アメリカの地質サービスは、震源地はビオビオ地方だと発表した。

者、負傷者に関する情報は入っていない。

チリ、エクアドル、ペルーにツナミ警報が出され、コロンビア、パナマ、コスタリカにも及ぶ可能性がある。

イギリスの地震専門家ロジャー・マソンは、地震は「巨大」だと述べ、「今年初めのハイチ地震の50倍の規模で、マグニチュード8を越えた地震は巨大と呼んでいい。」とした。
　この専門家によると、「チリの建物は建設条件は良いが、問題は震源の深さで、それについてはまだわかっていない。もし極めて深いなら、地表に及ぶまでに力が幾分かは発散する。」と見解を述べた。