☆第1回全国中等学校優勝野球大会~1、2回戦より~


(第1回大会使用球)
現在の夏の甲子園大会は、1915年に第1回全国中等学校優勝野球大会としてその歴史が始まった。
記念すべき第1回大会の開幕試合が、鳥取中と広島中の間で行われた。第1球を投じたのは鳥取中の鹿田一郎投手。また、広島中の4番、中村隆元選手が記念すべき第1号ホームラン(ランニングホームラン)を放った。


 


▽1回戦(8月18日)
広島中 200010004=7
鳥取中 31000217x=14
(広)岸―田部、増岡
(鳥)鹿田―松田
広島中のRIJOは広島城の別名「鯉城」に因んだ。
鳥取中は当時は珍しい?エンジ基調。


 


▽1回戦(8月19日)
和歌山中 300002091=15
久留米商 100001000=2
(和)戸田―矢部
(久)城崎―田中
和歌山中は左袖にWのみ。
久留米商のCSはコマーシャルスクールの頭文字。


 


▽2回戦(8月18日)
京都二中 002101227=15
高松中  000000000=0
(京)藤田―山田
(高)大西―加納
京都二中のKSMSはKyoto Second Middle Schoolの頭文字。
高松中はシンプルに高中のローマ字表記。


 


▽2回戦(8月18日)
早稲田実 000011000=2
神戸二中 000000000=0
(早)臼井―岡田
(神)今村―睦好
早稲田実のBはビジネススクールを意味する。
神戸二中のSMSはSecond Middle Schoolの頭文字。


 


▽2回戦(8月19日)
秋田中  102300201=9
三重四中 000001000=1
(秋)長崎―渡辺
(三)西川―菊川
秋田中のYADOMEは久保田城の別名「矢留城」に因んだ。
三重四中は通称の山田中のYAMADAを表記。


 


▽2回戦(8月20日)
和歌山中 000000007=7
鳥取中  000000010=1
(和)戸田―矢部
(鳥)鹿田―松田


第1回大会の1、2回戦の日程はやや変則的であった。
京都二中、早稲田実、秋田中、和歌山中がベスト4に進出した。





以上です。

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