いつの日も泉は湧いている

”いつの日も泉は湧いている”  盛田隆二著  日経新聞出版
筆者の作品は久し振り。
1970年に高校生だった男の闘争の思い出とその後の人生回顧録。
 当時恋をしていた女性の思い出もあるが、
  回顧録以上のものではない。
それでも、高校生でさえ戦争について、国家について考え、
 国家に立ち向かった者達がいたということは知ることが出来た。
私は1969年に大学1年生だったので筆者は4才年下のようだ。
 私自身は大学紛争の影響を受けて、9時-10時半の授業を終えると
  次が16時からだったりと、不規則な時間割に大いに憤りを感じていた。
また学内で発生する暴力には反対で、内ゲバを止めたこともあった。
 今現在でも学園紛争に熱心だった学生の気持ちは全く理解できない。

 

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