人間的成長なくして、技術の成長はあり得ない

日記のタイトルは、私の大好きな野村克也氏のお言葉です。

「監督とは何ぞや?」を勉強するために、全然関係なさそうな野球の本を読みました。


本日、女子チームの練習がありました。

初参加の子がいて、ミックスで6年経験があると言っていたけれど、上手でした。

去年から二人組の関係をずっと取り組んで、夏ごろからパス回しに力を入れました。

いろいろやらせたがりな私が、我慢して一年間同じことを続けました。

最近、少しずつ成果が見えてきて、良い雰囲気でパスが通ります。

それは、何となく空いた所に何となくパスを出して通ったと言うものでなく、自分たちが走ってパスコースを作った結果です。

見ていてとても面白かったです。

よくここまでこれたなぁと思ったと同時に考えたこと。


同じことを続けていても、成長に差が出る場合があります。

それまでのスポーツ歴や相性なども関係するので、すべてが当てはまるとは限りませんが、自分のことしか考えられない人間は成長しない。

これは真理だと思います。

もちろん、フットサルは団体競技だからと言うのもあるけど、チームのことを考えて、行動できる人間はいろいろなことに気が付きます。

いろいろなことに気が付く人間は、練習でもいろいろなことに気が付くはずです。

逆に、小さなことに気がつかない人間は、練習中の小さなことに気が付くでしょうか。


小さな小さな積み重ねかもしれませんが、

ただ過ごすだけでは

1×1×1×1×1×1×1×1×1×1=1

かもしれないけど、少しのことに気が付く人は

1.1×1.1×1.1×1.1×1.1≒1.61

この差をどう捉えるか。


キャプテンは、チームのことをよく考えて行動しています。

最初は大味なプレーだけでしたが、今ではこんな渋い動きをするの?と驚かせることがあります。

チーム内の気遣い屋さんは、ピッチ内でもよく働き、渋い仕事をこなして、安定度抜群です。

最年長のGKは、動けないFPからのコンバート。頼りなく、みんなに守られていた存在だけど、チームのことをよく考えて、よく全体の面倒を見ています。ここ最近になって突然、こんなことを考えられるようになったのか!とか、こんなことを話せるようになったのか!と成長具合に驚きます。


この日記をご覧になった方の周りでは、いかがでしょうか?


私は、選手にとっての気づかせ屋になれればと思いますが、まだまだ力不足です。

勉強を続けていくとともに、器量も高められるように・・・できたらなぁ。

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