大きな決断

Merry X’mas!

私事で恐縮ですが…今シーズンをもって現役を引退します!

ゴン中山さんと同様に私も未練タラタラですが。^_^

やはりシーズンを通してプレーし続ける事、練習から出し切る事が難しくなり、日々成長・進化していかなければならないものが維持する事で手一杯で、そうなると次第に衰えというものを感じるようになっていきました。

練習、試合でピッチに立つことが普通で当たり前なのに、それすら難しくなった。

それはプロとして在るべき姿ではないと。
それならば、引退せざる得ないと思い、決断に至りました。

ベテランといわれる方達はそれまで培ったものを経験ということであったり、存在感ということであったり、チームへの多様な貢献度といったことなどで補い、さらにはより素晴らしい選手として成長していく。

私が見てきた先輩達の背中はそうだった。

とくに今シーズンの私は補うこともできず、成長していると感じる事もできなかった。

だけれども、今シーズン、公式戦と練習試合を含めても数える程しか出ていませんが、試合によっては”まだいけるんじゃないか!”と思える試合もあったりで…しかし、またその逆も然り。


ヴェルディを退団する事が決まってからここに来るまでの約ひと月は、選手としてチャレンジする事と引退する事で気持ちが揺れに揺れ、迷い、日々いろんな事を考えました。

プロとして13年、サッカーと出会ってからといえば26年という長い競技生活の事を考えるとスパッと決めれる程、簡単なものではなかった。


秀でた特徴を持っていない一選手の私が、35歳までプレーできたのは、家族、友人、そして在籍したジュビロ磐田、ヴィッセル神戸、大宮アルディージャ、アビスパ福岡、ジェフ千葉、東京ヴェルディのチーム関係者、選手、サポーター、それ以外にもたくさんの方にサポートしてもらい、関わってくれたたくさんの人達のおかげです。

携わった時間の長短はありますが、時間の長さは関係なく、たくさんの方の一つの言葉に一つの行動にプロサッカー選手として一人の人間として影響や刺激を与えてもらった。

そして自分でその言葉、行動、プレーの意味を噛み砕きながら解釈し、自分の考えや思いとをプラスして吸収させてもらいました。…つもりです。笑

自分自身、どのような人間であったか、そして今、どのような人間なのかはわかりませんが、今後も一人の人間として関わっていただければと思います。



プロサッカー選手、佐伯直哉として。

・・・正直、辛かった。
でも、ここまで続ける事ができてホント幸せです。

ただのありがとうじゃ足りないくらいの、ありがとう!ですm(_ _)m




”no football no life.”

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