
緊急事態発生
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はち
2007年11月26日 11:27 visibility39
土曜日の試合、相手は今季リーグ首位を走るチーム。
対するうちはエースが登板し、なんとかくらいつこうという体制。
試合前、相手ピッチャーをみると、ゴツイ。ある意味クマさん以上に熊っぽいかもしれない。投球練習の球も速い。
うちの後攻で試合開始。
先頭打者、サードゴロ。サードが送球ビビッてエラー。
2番打者:レフトフライ。
3番打者:討ち取ったあたりがセカンドとライトの間へポテン。
4番打者:例のごつい人だ。様子見で投げたカーブをボッコン。楽々ライトオーバー。
事件はこのとき起きました。
ライトからの返球を受けたセカンドが内野へボールを返す。
私はてっきり三塁へ送球したのが届かなかったのだと思ったのですが、その後、しゃがみこむ2塁手。
しばらく何が起こったのかわからなかったのですが、立ち上がる気配がない。
あわてて駆けつけると、肘の上辺りを押さえている。
脱臼かもしれない。本人は顔が真っ青になってるし、あわてて救急車を要請。
顔面は蒼白になり、もどし始めたところへ、救急車到着。
私も付き添って救急車で病院へ。
結果、上腕部がぽっきりとおれてました。
本人は脱臼だと思っていたらしく、(救急隊も肩を触って「抜けてはないから亜脱臼でしょう」といってました。)
しばらく入院し、手術も必要とのこと。
病院へは付き添ったものの、私が何かできるわけでもなく、本人の靴を手に提げて、待合室をうろうろしておりました。
実は私には「ひょっとして折れてるのでは」という気持ちがありました。
もう、10年位前ですが、まったく同じ怪我をしたメンバーがいたんです。
その時も救急車に乗って病院へ付き添ったんですが、救急隊の方の話だと、
・人間の筋力というのは本来、腕の骨を折るくらいの力は持っている
・普段は自律神経がコントロールしてるんだけど、なんかの拍子にその制御が聞かなくなることがある
・野球でもエラーした直後慌てて投げたりするときに起こることがある。先週も運んだ。
・酒によってゲーセンで腕相撲したときに骨を折るのも、同じ理屈。(酒でコントロールが利かなくなってる)火事場のクソ力ってのも同じ理屈。
とのことでした。
昔折った選手は、勝ってた試合で登板していて打ち込まれ、ライトに下がったところでエラーをして慌てて内野に送球しようとしたというシチュエーション。救急隊の説明に完全にマッチしてました。
今回も恐らく同じような心理状態にあったのでしょう。
試合の方は、善戦むなしく、2−3で敗れたようです。
体験参加者も活躍していたようです。
メンバーはうちの普段の試合ではない、緊迫感を味わったのではないでしょうか。
怪我をした彼のまずは日常生活への早い復帰を願ってます。
(本人は来季はファースト希望とメールしてきました)
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- 事務局に通報しました。
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