オーバーフローの話

『○○工業の案件、候補者なかなか出んなあ 』


もう2週間ぐらい前から支店長がぼやいてます


今件担当は例の40代半ばオバハン（Ｉさん）


投入予定1ヶ月前にもらった案件に何故そんなに苦労してるのか…


尼崎駅から徒歩5分。
産休代替とは言えそれなりに時給も提示出来てるのに…



今件、関西では初取引先で関東でお世話になってる業者さんです


『尼崎駅近くでこの時給、これだけ前広に案件もらえれば…』

と支店長の期待も高く、尼崎担当のＩさんが指名されます

新規客先からの引き合いで大事にする事
下名の場合は迅速な対応とコミュニケーションです


偉そうに言うまでもなく、当たり前の話です

が

Ｉさんは違います


総務部門は関西にないので挨拶に来られてもこまると先方に言われ、現場訪問してないそうです

そうするとどんな事が起きるか…

総務からもらった仕事内容を基に募集広告を書く

得てしてパーフェクトな人材を求められるので、あれができないとダメ、これができないと厳しいと、募集広告が難しくなります

すると広告費かけても誰も来なくなる

人が出せない


最初にその仕事の１番のポイントを抽出するのが肝ですけどね


現場に行ってもないわけですから

仕事の内容はもちろん

年齢層やら、雰囲気やら、環境やら…

肌で感じて来なきゃいけない部分を感じてないわけで


せっかく来てくれた求職者に仕事の説明もままなりません

『私も行ったことないんで解らないんですよ〜』

とヘラヘラ説明されたんじゃ求職者もエントリーできないでしょ…


そんな状態を横目で見聞きしてて…

その時にアドバイスすべきだったか今でも悔やみます

多少強引に挨拶だけでもと伺うべきなんですよ…

結果、下名がケツ拭く羽目に…


緊急ミーティングが開かれ紹介出来そうな求職者がいたらＩさんに知らせるようにと厳命がでた直後…

『金曜日、お休みもらいます』

Ｉさん、すげえ根性してますね

週明け月曜日が今件締め切りじゃ？

周囲がせっせと登録者から人選しＩさんに紹介しますが

『あれ出来ひんやろ？』
『コミュニケーション力低そう』
『経験イマイチやね』

ことごとく跳ね返します


じゃあ自分で探せやと思いますがチョロチョロっと探して『居ませんね』の連発


終いに支店長まで捜索しだしますが


とうとう候補者を探しだせないまま、本人は休暇っていうね


会社に迷惑しかかけれんならずっと休暇で家で寝とけ！


とか思っちゃいました

最近、愚痴ばっかりですね

ささ、土日はゆっくりしよ