止まない余震と余波

今日も大きな余震がありました。

地震による影響は、津波の被害、福島原発の放射性物質流出の被害、農業や漁業の風評被害など、どんどん広がりをみせていますが、電気が復旧しない被災地で、家族や家を失い、避難所で度々余震に襲われる日々に耐えている方々を思うと、たまらない気持ちになります。

つい先日耳にしたニュースで、福島から千葉(船橋)に避難した子どもが、公園で遊んでいたところ、地元の子ども達にどこから来たのか尋ねられ、福島と答えたら、「放射能が移る」とからかわれ泣きながら帰り、もう千葉には居たくないと、家族と福島に戻っていった、というものがありました。

子どもはその無邪気さゆえ、時に残酷な言動を発するものですが、それによって小さな心が傷むことの無いよう、各家庭において、大人は正しい情報、しっかりした見識を、子どもに伝えたいものです。