ワールドカップ笑えるコラ動画日本代表は..
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viva
2014年07月11日 22:18 visibility345
「ブラジル人にとってサッカーは、生きる喜び、人生そのもの。国際試合に負ければ長期間仕事が手につかないという人もいる。サッカーに懸ける思いは日本人には理解できないものがある。今大会のブラジルは64年ぶりの地元開催。前回は決勝でウルグアイに逆転負けした『マラカナンの悲劇』があった時です。今回はその舞台となったリオのスタジアムで優勝することが国民の願いだった。その夢が破れ、しかも予想外の失点です。代表に対する熱い思いや期待が大きかっただけに、選手たちに対する怒りが試合中のブーイングになったのでしょう」
ブラジルサポーターの厳しい目はこの試合に限ったことではない。例えば、W杯直前の6月6日に行われたセルビア代表との国際親善試合では、1―0で勝利しながら、得点できず交代したエースストライカーのネイマールに、地元ファンからは容赦ないヤジやブーイングが浴びせられた。素晴らしいプレーには惜しみない拍手や熱い声援を送る一方、凡ミスや精彩を欠いた選手は叱咤する。これが、W杯優勝5回を誇るサッカー王国のサポーターなのだ。
■1勝もできず帰国した日本代表に「ありがとう」
では、今大会で1勝もできなかった日本はどうだろうか。
「W杯で優勝する」と大風呂敷を広げながら、1勝もできずに帰国した日本代表を、成田空港で出迎えたファンは1000人を超えた。そして、口々に「お疲れさま」「ありがとう」とねぎらいの言葉をかけていた。スポーツファンで作家の吉川潮氏が呆れ顔でこういう。
「敗者にムチを打たない、ある種の情は日本人の美点ではあるけども、その情もかけ過ぎると甘えにつながる。本当に日本代表のことを考えるなら、罵声のひとつでも飛ばして選手に反省させないと。成長は反省から始まるんですから。厳しい批判をして、選手にナニクソと思わせて発奮させないと。サッカーが国民的スポーツとして根づいているブラジルの国民はそれがわかっている。メジャーリーグを現地で観戦したことがある。不甲斐ないプレーをすれば本拠地の選手にだってブーイングが飛ぶ。その厳しさが選手を大きくし、チームを強くする。野球でもサッカーでも日本のスポーツはそこが甘いですね」
ブラジルの歴史的大敗の怒りは、同国のルセフ大統領(66)にも向けられている。このW杯の開催には約280億レアル(約1兆2856億円)という巨額の費用がかかっている。医療や教育、インフラ整備を置き去りにしての税金投入に、多くの国民はデモやストライキを繰り返してきた。代表チームの敗退により国民の政権批判が強まるのは必至だ。
■日本には真のスポーツマスコミも存在しない
開幕前の扇動報道もひどかった。1次リーグ最終戦のコロンビア戦前も、日本代表が奇跡を起こし、決勝トーナメントへ進むかのような報道が氾濫した。
「あれは敗戦確実なのに本土決戦を煽った戦時中の大本営発表となにが違うのか、とイヤな気分になった。
今の日本代表を叱咤激励で強くしようとするが無理がある
そこまでの世界レベルにない選手たちに頑張れというのは
竹やりで米兵を迎えようとさせていた軍部のようなものだ
- 事務局に通報しました。
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