生じゃなかった高校サッカー決勝戦のTV放送。でも試合は良い試合だった。

2013/1/19(土)
土曜日だが朝練に行こうと思い着替えつつ、高校サッカー決勝戦をEPGから録画予約。

寝ぼけつつ予約したが直前アオリのミニ枠と決勝戦の両方を予約。
このときに気付くべきだった。
金曜日にネットで見た時に12:05KickOffとなっていた。
なのに番組が13時過ぎからだった。

この時はさほど気にもとめず朝連へ行く。一人で1時間半ほど蹴って帰る。
左足の強化のため左足ばかりで蹴っていたら軸足の右足が疲弊した。
一回、右足首をひねりかけた。まだまだ駄目だ。

家に帰って前に録画していた番組を見ていたら13時を過ぎていた。
録画しているから良いかと思いつつ14時過ぎくらいにチャンネル替えたら後半終了間際。
「そんな馬鹿な?」放送開始時間からすると前半終了間際のはず。

ようやくテレビ局のフェイクに踊らされていた事に気付く。
「録画だ!というかディレイ放送!撮りながら出してるってことか?」
そこから観た。観ていて違和感があった。

延長前半の後の延長後半までの間でCMが入る。結構長かった。
延長前後半の間はそんなに長くないはず。

しかし、これらのスポンサー様のお陰で延期となった決勝がTVで観れるのだ。
CMも見よう。
確かPK戦前にもCMが長く入っていた。民放だからしょうがない。

終わった後で最初から観た。
前半、後半共に途中がバッサリ切られていた。
生放送じゃないし放送枠も限られているからしょうがない。

直前スペシャルの終わりや決勝の始まりで「まもなくKickOff」とテロップが入っていたがその放送時点では前半は終わっていたはず。

「生放送」とはどこにも入っていないので偽りではないが配慮に欠ける。
ヘリでエベレスト山頂にタレントを送って登頂成功と言うくらいだからね。

ディレイ放送としらず自宅から応援していた人達もいたのではないだろうか。
私は京都橘高校を応援していたが、延長見ながら応援しつつ、「でも今はもう試合終わっているんだよな~、今更、応援してもな~」と少し醒めてしまった。

しかし試合は面白かった。

JFAのホームページの公式記録からとTVで観た感じでは得点経過は以下の通り。

41分 京都橘の先制点

右-1からNo.11中野 克哉選手からの浮き球パスを鵬翔DFがクリア。
そのクリアボールに併せて中央-1に走り込んだNo.3林 大樹選手が右足でシュート。
ゴール右下隅に地を這う様な強烈なミドルシュートが迫る。
鵬翔GK浅田 卓人選手が横っ跳びでダイブして手に当るがシュートの勢いが勝り、鵬翔GK浅田選手の手をはじいてバウンドしてゴールに転がり込んだ。

ボールが手を弾いてバウンドした後も鵬翔GK浅田選手は何とか掻き出そうと横っ跳びの直後にも関わらず後ろへ飛んで掻き出そうとしたが既にゴールラインを割っていた。

鵬翔GK浅田 卓人選手、準決勝から気になっていたが良いGKだ。
顔立ちも良いので人気が出そうだ。


前半は1-0で京都橘が先行して折り返す。

鵬翔の監督一筋30年という松崎博美監督がハーフタイムで動いた。

鵬翔FW No.4澤中 拓也選手に替えて後半からNo.13MF中濱 健太選手を投入。
宮崎県予選で負傷し12月に膝を手術しているエースの投入だ。
50mを5.7秒で走るという中濱選手。確かに速かった。


その交代が功を奏してか後半4分に鵬翔が追いついた。

左CKを得た鵬翔。No.8小原 裕哉選手がCKを上げる。
中央-1でNo.14芳川 隼登選手が滞空時間の長いジャンプからヘディングシュート。
ゾーンDFの京都橘DF陣は反応できず、コースも良くGK永井 建成選手も届かず、右下サイドネットに突き刺さった。


後半19分。京都橘が突き放す。

左-2から京都橘No.10小屋松 知哉選手がゴロパスで中央-2にいたNo.11中野 克哉選手へ左-1に移動したNo.10小屋松 知哉選手にゴロパスで返す。いわゆるワンツーだ。

そしてNo.10小屋松 知哉選手が浮玉でセンタリング
中央-1に走り込んだNo.7仙頭 啓矢キャプテンが右足で併せてシュート。
ゴール右下に入った。

No.10小屋松 知哉選手、自分でも行ける様な場面だったが鵬翔GK浅田選手の反応の良さを加味してか確立を上げるためかNo.7仙頭 啓矢キャプテンに任せた。

単純に先輩を立てた訳ではないと思う。勝つための選択だと思う。

良いコンビだ。二人とも今大会5得点と並んで得点王になった。

過去最高2008年の大迫勇也選手の10得点には並べなくても二人でなら10点取れるかもしれないと事前のインタビューに答えていた二人、まさに実現して魅せてくれた。
あとは優勝の夢を実現させるだけだ。

後半28分
何としても追いつきたい鵬翔の松崎監督が更に動いた。
No.12MF松永 英崇選手に替えてNo.19FW宇田津 力斗選手を投入して攻撃に厚みを加えた。

その後も鵬翔が攻めたり、京都橘が攻めたりで面白い試合だった。
攻めも良いが守りも良い。フェアプレイにあふれていた。

そんな良い試合の最後の得点はエリア内でのファールによるPKだった。

何が何でも追いつきたい鵬翔が攻めていた後半38分。
鵬翔No.10北村 知也選手(なんと1年生だが10番)が物凄いスピードで左からドリブルで駆け上がる。京都橘の先制点を取ったNo.3林 大樹選手が対応する。
しかしペナルティーエリア内に入った直後、抜き去られそうになった林選手の腕が北村選手の進路を防ぐ形になり北村選手を手で押さえて進路妨害してボールだけが先に転がって行った。
反スポーツ行為として笛が鳴りイエローカードが出された。

抜かれていたら得点チャンスだったのでDFとしては止むを得ない所もあったと思う。
そのPKを鵬翔No.5矢野 大樹キャプテンが落ち着いて右足で蹴ってゴール左上に決めた。

2-2同点。

後半残り6分。双方チャンスはあったが得点には至らなかった。

前後半終わってのシュート数

   前半 後半 合計
鵬翔   8  4  12本
京都橘 10  8  18本

CK数
   前半 後半 合計
鵬翔  3   7  10本
京都橘 5   3   8本

直接FK数
   前半 後半 合計
鵬翔  3   3   6本
京都橘 7   4  11本


そして10分ずつの延長戦前後半が始まる。

京都橘の仙頭選手、小屋松選手は監督か仲間から「どちらかが単独得点王になる決勝点を決めてくれ」とゲキを飛ばされていたという。

両校共に攻めるが守りが堅く追加点は決まらない。

延長後半5分
鵬翔 松崎監督が足を引きずり始めていたNo.10FW北村 知也選手に替えてNo.11高妻 賢太朗選手を投入。残り5分にかける。

延長後半9分
残り1分で京都橘 米澤 一成監督がようやく1枚だけカードを切った。
No.11MF中野 克哉選手に替えてNo.17FW赤澤 祥平選手を投入。
最後の最後にかけて来た。

しかし延長前後半で両校とも敵ゴールを割る事は出来なかった。
出来なかったというよりもGKも含む必死の全員DFが得点をさせなかったと言った方が正しいのだろう。

観ていて胸が熱くなった。もう両校優勝で良いんじゃないかとも思った。
しかしPK戦が待っている。

生放送ならありえない長いCMの後、PK戦が放送された。

先攻
鵬翔1人目No.5矢野 大樹キャプテンが落ち着いて決める。

後攻
京都橘1人目No.7仙頭 啓矢キャプテンのシュート。
キッカーから見て左に飛んだ鵬翔GK浅田 卓人選手の逆をついて右隅下を狙った良いシュートだったがゴールポストに弾かれてゴール前のピッチを横切り勢い良く左へ飛んで行った。
うなだれる仙頭選手。仲間がまだ大丈夫と肩を抱く。

その後

2人目
鵬翔No.6東 聖二選手
京都橘No.10小屋松 知哉選手

3人目
鵬翔No.14芳川 隼登選手
京都橘No.9宮吉 悠太選手

4人目
鵬翔No.8小原 裕哉選手
京都橘No.6釋 康二選手

全員が決めて4-3。

途中GKの手に当ったのも1回あったが当ったが決まった。
両チームの気迫が伝わるPKだ。

鵬翔5人目はNo.1GKの浅田 卓人選手だ。
準決勝の星稜戦でも5人目に蹴っていた。
その時はゴール上に外していた。

しかし今日は1週間前とは違う。
決勝というプレッシャーもあるだろうが浅田選手は落ち着いていた。

ゴール左中断に強烈なシュート。決まった。
鵬翔の優勝を決めるシュート。カッコいいなぁ。

負けた京都橘も惜しかった。

京都橘No.10小屋松 知哉選手と鵬翔No.10FW北村 知也選手の10番対決が面白かった。

両校とも良い試合をありがとう。ディレイでも放送してくれたTV局もありがとう。
延期開催にこぎつけてくれた関係者の方々もありがとう。
前日に雪かきしてくれた都内の高校のサッカー部の人達にもありがとう。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。