帰りの車内で…。

  • くりす
    2011年03月18日 01:32 visibility104

地震の被害を受けた地から関西を目指して移動している。







度重なる余震や食糧不足、停電の恐怖から一時期解放される。






電話やメールで話す感じでは、関西では対岸の火事であって直接的な害はない…。






今朝も職場の仲間が言ってたが、阪神大震災のときは逆であったと…。







あのときの東日本はもっと対岸の火事のように感じたと…。





しかし、今回は全国を通じて痛みを得なくてはいけないような気がする。







今回の地震と阪神とでは被害の種類が違う。






地震、津波、原発問題…。







私が生きてきた中でも最大の国難であると考える。







しかし、被害をたいして受けていないものは、備えを多くするのか、スーパーやコンビニからカップ麺が米が水がなくなり、ガソリンスタンドは長蛇の列ができて、停電が各地で実施されて移動や生活さえ制限される…。






仕方のないことであるが、復興への最大の支えは「騒がないこと」かも知れない。






被害を受けていないものが食糧の備蓄を増やすことで被災地へ届けることができる食糧が不足する。ガソリンが不足する。






ここは頼りないかもしれないが政府にすべてを任せて、復興へのスピードを上げていくことを考えるべきかと思う。







プロ野球の開幕を延ばすのか延ばさないのかなんてことが議論されているが、電力が不足して普段の生活も脅かされる中でのナイター開催は賛同できないし、やるならば電力を極力使わずにデーゲームでやるべきかと思う。







確かに例年通りに開催されて、被災地のかたに勇気を与えるのはよいことであるが、多くのエネルギーを使って与えなくてはいけないのでは本末転倒になる…。






今シーズン開催を見送るなんて方向性もありかもと思う。







少なくともあまり被害を受けていないものが大きく普段の生活をかえることによって復興へのスタートは遅れていく、ならば今まで通りの生活をし、政府の指示に従い復興のスピードをあげる以外に方法はないのでは…。





なんて狭いバスの車内で呟く…。

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