少年野球の思い出

ネタが無いのでかれこれ30年近く前の話(古過ぎるか?)ですが、自分が初めて代走で試合に出たときの話です。

私が5年生のときでしたが2点負けている試合で5回の裏の攻撃でした。ランナー2塁でバッターはうちの4番バッターでした。アウトカウントは2アウトで敗色濃厚でした。

しかし、さすがは4番打者でツーベースヒットを放ち、一打同点の場面になりました。すると監督が「代走メタボ(って言うわけありませんが)」。
当の私はびっくり!それまで本当にたまーにお情けで外野の守備で最終回に守らせてもらうくらいで、試合に出たことはほとんどありませんでした。それがこんな大事な場面で(とは言っても本人全くその重大さに気付かず)お調子者の故、応援団長が私のレギュラーポジションだったのにとりあえず2塁へ・・・・。

次は5番バッター。すると、鋭い金属音とともに打球はセンター前にはじき返されました。私は脱兎のごとく3塁へ。すると、ベースコーチが「まわれ〜」と、腕をぐるぐる。(吉竹コーチならストップ!笑)

私はホームへひた走りました。もうすぐホームベースというところでキャッチャーが捕球体勢に入っているのが見えました。

すると体が勝手に反応してキャッチャーのタッチを間一髪でかわして手のひらでベースをタッチ!
「セーフッ!」。
あまりの見事さに自分でもびっくりのプレイ。(かなり自慢が)

その時野球をやって初めてプレイで褒められました。その後時間切れになってしまい決着は全員でじゃんけんで決めることになりました。
「俺じゃんけん強いんだぜ!」
うそぶく私。
「じゃんけんぽん!」
あっさり負けた・・・・。結局一人しか勝てず試合は負けてしまいました。

しかし人間とは怖いもので自信をつけた私はその後6年生になってからはすっかりレギュラーを掴み5番打者としてがんばりました。

しかし、6年生が5人しかいなかったので当然ですね・・・・。しかもチームはめちゃくちゃ弱いし。勝った記憶がほとんどありません。とんだ少年野球の思い出でした・・・・。

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