4028分の2

  4028分の2


  2010年の夏の甲子園も、あと1試合。


  炎天下で疲れ切ってるであろう、身体を酷使し、投げ続ける高校生達を、休ませてあげたい

 と思う気持ちと裏腹に、もっと、あともう少しだけ見続けたいと願う自分がいる。


  横浜を代表とする、激戦区を勝ち上がってきた、神奈川県代表 � 東海大相模高校 ″

  そして、春の選抜を制し、今大会の主役的立場だった � 興南高校 ″

  共に、絶対的エースを抱え、堅守・機動力・豪打を兼ね備えた両チームである。
 
  
  当初、一二三投手はムラがあり、投手としてはあまり評価をしておらず、好チームにコロッと

 簡単に負けてしまうチームと決めつけていた。それがどうだ、強い気持ちで好チームを撃破し

 続け、40年ぶりの決勝へと駒を進めた。


  そして、恵まれた体格とは言えない体格から繰り出す切れのあるストレートを武器に、

 春夏連破、沖縄勢初の夏の優勝を目指す、島袋投手率いる興南高校。

  勝ちに拘り続け、勝利インタビューでは通過点である事を、いつも強調し、喜びを抑え続け

 とうとう、4028校の頂点の試合へと登りつめた。
 

  あと数時間で、今年の甲子園もフィナーレを迎えるが、どういう結果になっても、

  『 今年の甲子園はおもしろかった。 』 と語っているに違いない。


  個人的な思い出で、高校入学後最初の(練習)試合で、対峙したのが興南高校で、その

 マウンドに立っていたのが、2年先輩の[デニ―]友利投手だったのを今でも思い出す。

 その高校が、今、全国制覇に近づいてるのは実に感激深い。


  明日は仕事だが、2時間程は手を休め、最期の結末を見守りたい。。。と思う。



 30 オオチロ

 
 

  

   

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