人の温かさ

少し前の話になりますが、震災後、いつも夏にお世話になっている長野のキャンプ場に先輩が安否の確認をとってくださいました。(恐らく以前書いたと思います。)その後、キャンプ場の社長から連絡がきたそうです。

先輩の言うことには、こちらの安否確認をされたと言っていましたが、どうやら社長は関東の買い占めの状況をニュースで聞き、我々が物資不足で困っていないか心配して、さりげなくかけてきてくださったそうです。

あたしはこの話を聞いたとき、胸がつまる思いがし、目頭が熱くなりました。

長野は今まだ雪に覆われ、客足も少なく、我々より大変だと思います。それに福島県からの避難者を受け入れることになったらしく、そちらの手配にもおわれているとのことでした。

こんな惨事なのに、こんな惨事だからこそ、感じられたその温かさが忘れられません。

悲惨で悲しくて大変なことが多いけれど、その中にやさしいことがあると救われるなぁって感じました。

普段いらいらしてしまうこともあるけど、そういうときこそ冷静に自分がみられるように普段から鍛えておかなきゃいけないって思いました。

買い占めに走ったり、マナー悪くガソリンスタンドに並んだり、決して気持ちいいとは言えない状況を見てきました。あたしはそんな人になりたくないって思いました。蓄えは普段からしてるべき(うちも人のこと言えませんが)だし、マスコミに翻弄されてもいけない。

情報化社会の弊害ですよね。情報を正しく処理できなきゃ意味ないですから。冷静に冷静に!!