コマ回しで見る野球センス

  • まお
    2007年01月19日 00:10 visibility1071

少し日が遡った話になりますが、正月に公園へ行ったときのことです。

コマや羽子板といった、昔懐かしめの遊び道具を貸し出しており、

久しぶりに私もコマ回しをしてみました。

 

糸を巻いて、地面へ投げて回す!そんなものは朝飯前とばかりに、

今度は、手首のスナップをきかせて手のひらに戻ってくるように投げる。

手乗りゴマ! 

自転車と同じで、コマ回しも、しばらくやっていなくとも、

多少腕が錆び付いた感じはすれども、ある程度は出来るものなんですね。

 

そういえば私が子供の頃は、凧揚げとか、コマ回しをすることも

めずらしくない時代だったのですが、最近はあまり見ませんね。

 

それを象徴するかのように、お父さんの中でも比較的若いと思われる方の中には、

上手に回せない人も何人かいらっしゃいました。

もしや、初体験だった方もいたのでは?

 

そう言えばこのコマ回し、最初に「投げる」と書きましたが、

野球に当てはめるならば、打つ方の動作を意識して応用することで、

上手にコマ回しが出来るようになるかもしれませんよ。

 

というのも、「高畑 好秀」さんの著書「野球89のセンス上達法」という本の中で紹介されていますが、

脇を閉めて構え、コマを投げるときに肩を前に出す形で投げる動作が、

バッティングの振り出しからインパクトまでの後ろの肩の使い方と同じ動きになるというものです。

これにより、バットコントロールをよくするための自然な肩の使い方をマスターできるというもの。

 

コマを回す際に、野球のセンスのことを意識したことはありませんが、

個人的な感想を述べれば、後ろの肩がどうこうというよりも、

コマを投げて引き戻す際のやわらかい手首の使い方が、

バットコントロールをよくして広角打法を可能にすると言われる、やわらかいリスト作りに効果がありそうな気はしますけどね。

 

毎日コマを回せば、バッティングが上手になるのか?

といえば、1/89のセンスは鍛えられるかもしれないっ!

っが、88/89は残ったまま。。。

 

コマ回しだけでなく、昔は遊びの中から色々なセンスを鍛えられた気がします。

今時の遊びは、指先を鍛えるものが多くって。。。

chat コメント 4

  • コマ回し^^
    懐かしいですね!
    そういえば昔は遊びのなかで基礎的な運動能力が高められていっていたような気がします。
    最近は明らかに「ボール投げをした事がない」ような投げ方しかできない若者や手首のひねりでボールを真上に弾きあげる事が出来ない若者がたくさん居ます。
    でも、指先は異様に器用だったりするのはコントローラーで鍛えてるから?(笑

  • コメントありがとうございます。
    くろまさん、KANAEさん、ぱぱ−もぐらさん、コメントありがとうございます。

    実は紹介した本の中では、他にも竹馬で重心移動のセンス向上とか、
    自転車の立ちこぎで、ピッチングでの骨盤の出し入れ(左右2つある肩甲骨を軸にした2軸の入れ替え)動作のセンス向上とかが紹介されていました。

    でも、野球理論とトレーニング方法との関連付けにおける論旨展開が、ちょっと強引すぎるような気もしますけどね。(^_^;)個人的には。。。
    ただ、くろまさんのコメントにもありますが、遊びの中で自然に鍛えることって、効率よくいいセンスが身につく画期的な方法だと思います。

  • こんにちは!
    どうもアストロズです。
    いつもお世話になっております。
    昔の子供が標準以上に運動神経がありスポーツ万能だったのが
    分かる気がしました。

  • こんにちは。
    アストロズさん、コメントありがとうございます。

    む、昔の子供...認めたくないものだな。と言いたいところですが、私も昔の子供だったときもあります。

    確かに昔は体を使った遊びをすることが多かったですね。
    というか、今みたいに色々と便利な遊び道具もなかったので、その辺にある石までもが遊び道具でしたからね。
    何気ない物から面白さを見つけるには、走ったり、蹴ったりして体を動かさないといけない時代でしたよ。