黒田、今季4敗目…2発被弾、6回途中95球で無念の降板

  • 李紗
    2013年06月03日 15:57 visibility80
米大リーグ、ヤンキースの黒田は2日(日本時間3日)、ニューヨークでのレッドソックス戦に先発、6回途中8安打3失点で降板し、今季7勝目はならず、今季4敗目(6勝)を喫した。

 天候不良のため、約45分遅れで試合開始。初回を3者凡退と上々の立ち上がりをみせた黒田だったが、4回に先制を許すと、5回にイグレシアスにソロ本塁打を被弾。6回にはオルティスにもソロを浴び、なお1死一塁の場面で雨が強くなったため中断。試合は37分後に再開されたものの、黒田はそのまま降板となった。

 オルティス、イグレシアスに喫した一発は、ともに真ん中へ甘く入った失投。雨の中で本来の制球力と粘り強さを欠いた。

 ア・リーグ東地区首位のレッドソックスを本拠地に迎えての3連戦。初戦は4―1で制したが、前日は1―11で大敗し、ゲーム差は再び2に広がっただけに、絶対に負けられない一戦だった。今季すでに6勝を挙げ、前回登板のメッツ戦でも7回を4安打無失点と好投した黒田への期待は大きかったが、打線の援護もなく、95球で無念の降板となった。

 試合は6回裏のヤンキースの攻撃を前に再び中断。そのまま再開されることなく、コールドゲームとなり、ヤンキースは0―3で敗戦。黒田に黒星が付いた。

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