４６⇒１

　日本ハムは３０日、森本の背番号を４６から１に変更すると発表した。今季限りで引退した新庄から譲り受けた。
　森本は今季１番打者に定着し、打率２割８分５厘、リーグトップの８４得点を記録。安定した守備でゴールデングラブ賞も受賞した。
　森本はこの日、東京都内のホテルで行われたゴールデングラブ賞の表彰式に出席。背番号１を譲り受けたことを新庄にメールで報告したそうで「来年は先頭に立ってチームを引っ張りたい。（背番号の）重圧は重いけど、はね返していきたい」と話した。[スポニチ]

　46が稀哲の番号というイメージがあるので、それがなくなるのはちょっと寂しいですが、まぁ、よかったんじゃないでしょうか。
　何がよかったかって言うと、「背番号1を永久欠番にするという愚行がなされなかった」ということなんですが。

　やはり永久欠番というものは乱発すべきじゃないと思うんですよ。
　日本ハムでの現在の永久欠番は故大社義視前オーナーとファイティーの100番。大沢親分の86番は準永久欠番扱いですが…まぁ、ここまでは許せますがね。やはり長い期間功績を残した人間(と翼竜ｗ)でないと駄目ではないかと思うわけですよ。

　新庄はねぇ…たかが3年いただけでしょ？期間的に厳しいものがあると。
　今のメンバーで言うと誰にその資格があるかというと…田中幸雄選手以外にはいないでしょ。
　1986年にハムに入団してから20年間ファイターズ一筋。打撃タイトルも獲得(1995年打点王)し、2000本安打も手の届くところにいて、日本一も経験し…ミスターファイターズとしての地位も確立していて。
　他に誰がいるというのでしょう？

　あぁ、そういえば一人だけいましたけどね。
　変な形で東京に帰ってきちゃいましたが。

　まぁ、永久欠番ネタはいいですわ。稀哲にはまだ関係ないしｗ

　ファイターズの背番号1の系譜は…
　大下剛史(1967〜1974)
　菅野光夫(1975〜1985)
　広瀬哲朗(1986〜1998)
　阿久根鋼吉(1999〜2003)
　新庄剛志(2004〜2006)
　森本稀哲(2007〜)

　闘志あふれるプレーが身上というのがこの番号の系譜であります。誰かはそうは見えなかったんで除外したいんですが。
　稀哲選手にはぜひこの系譜を受け継いでいって欲しいと思われます。