第16回東京都サッカートーナメント 優勝

  • GAKU
    2011年08月28日 13:50 visibility126

MVPは修行 智仁

間違いありません。

※優勝した試合の日記(というか観戦記)なので長くなります(笑)
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第16回東京都サッカートーナメント

決勝戦

町田ゼルビア vs 専修大学

準決勝は

http://labola.jp/diary/12722003

な感じ。

専修大学の特徴は、

スピードと早いパスまわし。そして縦方向への丁寧なパス。

という印象で、

町田ゼルビアが相手のペースに乗らずに自分達のサッカーが出来るか。

が最初のカギかな。と、まずはスタメン発表。。。

専修大学は良くわかりません(^^;

が、町田ゼルビアの選手発表で、

あれ?

1,2,3,4,5

DFが5人いる。。。

もしかして5バックにするのか??

専修大学の攻撃(スピード、パス回し)に対する対抗策を打って来たな。と思いました。

実際は4バックのままでしたが、いずれにせよ守備的な選手を増やして相手のストロングポイントを潰そう。という意図がはっきりとした感じです。

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前半

町田ゼルビアは試合開始からボールを持つ相手に積極的にプレッシャーを掛けに行きました。

まず専修大学に余裕あるパスまわしを出来なくしています。

準決勝の専修大学の戦いを見た対策がきちんと出来ている感じです。

コレが功を奏し、試合のリズムは町田ゼルビアに。

ゲームの流れとしては

全体をコントロールできているのは町田ゼルビア

しかしその中でも要所要所で良い攻撃を仕掛けてくる専修大学

といった感じ。

ゲームのリズムはゼルビアが主導権を握っている感じなのでなんとか先取点を獲って欲しい。

との願いもむなしく

先取点は専修大学

右サイドからパスの出し先は無くゴールエリア手前でドリブルで中央に切れ込む専修大学

コレを止める事ができずに、ほぼゴール正面からシュートを打たせてしまう。

これがゴール右サイドぎりぎりに決まってしまい、

0-1

あいたたたたたたたたたた・・・

ゲームをコントロールできている中で奪われた得点。

コレは痛い

なんとか前半中に追いついておきたいケド、

ゲームはコントロールできているものの攻撃面ではそれほど決定的な場面を演出できておらず、このままずるずるいってしまうのでは。。。とまだ前半ながらも不安な気持ちが湧き上がってしまいます。

しかし、その前半。

縦パスを受けた北井選手がそのままドリブルでゴールへ。

DFを上手く交わし、GKと1対1の状況へ。

ボールも足元でコントロールできており、これは決められそうだ。

というところで後ろから追いかけてきたDFに倒されてしまう。

ホイッスルが吹かれ。

PK

倒した選手にはイエローカード。。。

う~ん。。。少しだけ競っている感じはあったけども、

完全に北井選手は相手DFを抜いていた状況だったし、ボールもコントロールしてたし

レッドカードでもおかしくない場面でしたが。。。

このPKは勝又選手がきっちり決め、

1-1

前半を同点で折り返すこととなりました。

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後半

試合展開としては

前半と同様、全体をコントロールできているのは町田ゼルビア

しかしその中でも要所要所で良い攻撃を仕掛けてくる専修大学

という印象に変わりは無いのですが、

得点を獲らないと勝てない。

ということと溜まってきた疲労

ということからか、積極的な攻撃からチャンスを生み出す回数。

イージーなミスから相手に得点機を与えてしまう回数。

が双方多くなってきました。

印象的にはイージーなミスはゼルビアの方が多かった気がしますが。。。

ゼルビアはいい攻撃を仕掛けるものの、いいラストパスが出せず、いいシュートが打てていない感じ

専修大学はチャンスは作れるが、最後GK修行選手に防がれている感じ。

もちろんDFとの連携があってこそのファインセーブなのですが、

修行選手が3点くらい防いでくれたと思います。

得点は取れなくても試合時間は過ぎていきます。

両チームともに同じくらいの時間帯から疲労からか動きが悪くなってきました。

専修大学は準決勝ではあまり動きが悪くなる気配はありませんでしたが、やはり自分達のペースで試合運びが出来ていないからでしょうか。今日のこの決勝戦では動きの悪さが見えるようになってきました。

そして、

1-1

のまま試合終了のホイッスル。。。

延長戦へ・・・

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ゲーム全体をコントロールできていた。

と思える状況の中で同点で延長戦。

少しネガティブに感じてしまう状況ですが、

試合展開は90分の戦いとあまり大きく変わりはありません。

しかしながら、

120分戦い抜く

ということの疲労感はいかばかりのものなのでしょうか。

引き分けでもいい。PK戦でもいい。

なんてことは思っていないと思いますが、

時にゼルビアの選手にも専修大学の選手にも

ぱっと見、鈍い(ちんたらとした)動きが見えてしまいます。

そんな中、ゼルビア側に少しミスが目立ち始めます。

そして延長後半5分

ゼルビアのゴール前にこぼれたボールへのアタックで

専修大学の選手とGK修行選手が交錯

激しいぶつかりだったようで

立てなくなり治療に入る修行選手。。。

当然延長後半の時間に交代枠など残っているわけも無く、

ただ回復してくれるのを待つのみ。。。

( ̄人 ̄)

おおよそ5分間後。

なんとか立ち上がりポジションに入る修行選手。

アディショナルタイムは治療に要した時間の5分。

・・・・・

そして、

勝負は

PK戦へ。

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試合終了と同時に疲労や勝てなかったことからうずくまり、倒れこむ選手がいる中、

修行選手もピッチに横になる。

しかし、

修行選手が倒れこんだのは違う理由でした。

延長後半の交錯時の負傷。

立っていられないほどのダメージを受けていたようです。

もちろんルール上。PKのGKは修行選手がやるしかない。

修行の復活を待つのみ。。。

( ̄人 ̄)

何分かかったでしょうか。

なんとか立ち上がりPK戦に備える修行選手

そして

専修大学の1本目

これを修行選手が横っ飛びで止める。

いけるじゃん。

少し時間はかかったけど復活したかな?

と思ったのも一瞬だけ。

ゼルビアのPKの番でGKが変わるのだけれども、

ゴール前から立ち去るのもふらふらで足元がおぼつかない。

良く止めた!!

もうゼルビアは5人全員決めるしかない!!

そしてその後、ゼルビアも専修大学も1本、また1本とPKを決めていく。

専修大学は残り4人。PKを決めた。

ゼルビアも4人PKを決め。最後の一人はディミッチ。

コレを決めれば優勝。

という一本。

主審が笛を吹く。

ココまでのPKは専修大学もゼルビアもゆっくりとした助走から蹴っていたが、

ディミッチは違った。

助走のポジションから。

あぁ、ディミッチは左で蹴るんだな~と思うのもつかの間。

主審の笛を受け。

短い早い助走からズバッと蹴り。

これがズバッとゴールに突き刺さり。

PK 5-4

にて

ゼルビアの勝利が決定した。

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優勝の表彰式にも出て来れなかったけど。

最初に書いた繰り返しになるけれども、

間違いなく、

この試合のMVPは

修行 智仁(しゅうぎょう ともひと)

間違いありません。

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優勝の余韻に浸るため、

帰り道にバーに寄り、

一人で祝杯を上げました。

これで2年連続の天皇杯進出。

去年(JFLシード)と違い、

東京都代表として1回戦からの戦いになりますが、

1回戦に勝ち、また2回戦でJのチームを打ち破る事を願います。

なんかもうチョット書き足りないことがありそうだけど、

とりあえずこの辺で。

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