Mind−1☆川崎2-0磐田>雰囲気が変わったフロンターレ、イ・グノ不発も雰囲気は見せる。
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おーろら
2009年06月06日 12:54 visibility64
写真は上から順番にお誕生日おめでとう攻撃です。週中の練習でやる予定をレナチーニョの遠慮(?)と試合に併せて開催されたお祭りだったようで。
負けたら出来なかったぢゃん。
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さて、試合。
韓国代表のイ・グノ君のテレビでの活躍を見て、しかも磐田には等々力で全く勝てていなかったので、不安一杯のこの日。。
前半は良く眠くならなかったなあと言うような試合。でもつまんなくはなかったかも。お互いが前に出て行く匂いを醸し出していたし。
ごめんなさい。
今回は江藤さんのレポートで。
【J1:第12節 川崎F vs 磐田】レポート:手負いの川崎Fがリーグ戦初となる連勝を今季初の無失点試合で達成。イ・グノを止められた磐田は、相性のいい等々力での川崎F戦で初の敗戦を喫する。
勝利した川崎Fの選手たちは一様に前半についての反省の弁を繰り返していた。たとえば中村憲剛は「今日は前半から厳しい試合で、我慢の試合でした」という言葉を口にし、また森勇介も「前半は相手に押されっぱなしで、うちの形を作れなかった」と前半を振り返っていた。実際、記録上は磐田の前半のシュートが8本。4本にとどまった川崎Fの2倍のシュートを放っており、14分にはCKから那須大亮がフリーでヘディングシュートを放つなどの決定機を作り出していた。
ただ、それにしても川崎Fの戦いぶりは選手たちがいうほどには悪いものではないように見えた。というのもボール支配率では両者とも甲乙つけがたい内容を見せており、結局のところ今季の序盤戦の川崎F攻略のセオリーだった「しっかりした守備ブロックを作る」という守備を磐田が実行し、それを川崎Fが崩せなかったという事だったからである。
ボールはまわせるが、シュートでは終われない。磐田の守備陣にボールを引っ掛け、ボールを失った川崎Fは磐田の各選手の個人技をベースとした攻撃を受けざるを得ず、それが磐田の前半の8本のシュートへとつながった。ボール支配率と結果とが同期しないのは仕方ないが、試合を外部から見ているものの感覚と、実際に試合を行っている選手たちの感覚とが乖離していたのはつまり、それだけ川崎Fが集中した守備を続けていたという事なのだろうと考えている。攻めよりも守りのほうが体力が必要になる。ボールをまわしているように見えた川崎Fは、守備の局面で見た目以上のハードワークを強いられていた。ただ、そうやってハードワークした事で、川崎Fは無失点で前半を折り返すこととなる。そして結局のところ、それがこの試合の勝敗を分ける事となった。
結果的に試合を決めたのは川崎Fの2トップである。ただ、ジュニーニョ、鄭大世の得点が生まれたのは川崎Fの急造CBコンビの活躍があったからである。特にイ・グノに対するハードマークを完遂した菊地光将のプレーは見事だった。その菊地とコンビを組んでいた井川祐輔はCBとしても十分な経験を持っているが、前節の浦和戦でCBとして今季初先発した菊地はそうではなかった。だからこそ、イ・グノを止め続けた菊地の働きは賞賛に値するものだった。
そしてそのイ・グノにのみとらわれることなく、前田遼一やジウシーニョ、西紀寛といった強力な磐田の攻撃陣を沈黙させた川崎Fの選手たちの守備意識の高さにも言及しなければならないだろう。そうして磐田の攻撃を耐えた事で、川崎Fは反撃に転ずる。「後半に勝機が来ると思っていました」と口にする中村は、後半の磐田について「相手は間延びし始めました」と振り返っている。アクシデントにより今季先発フル出場を続けてきた茶野隆行が前半の38分にピッチを後にし、大井健太郎が最終ラインに入っていたという事情もあるのかもしれないが、守備陣と攻撃陣とが統制を失い、スペースを生み始めていたのである。
そんな中、関塚監督は勝負の采配を振るう。0-0で推移していた後半の73分に、川崎Fの最初の交代カードとして、リーグ戦初出場となる木村祐志を投入したのである。木村は「ケンゴ(中村)さんもタニ(谷口)さんも向こうのボランチに行けていなかったので、自分が行ってコースを消すようにしていました」とその仕事を説明。フレッシュさを前面にだしたプレーによって、ピッチを走り回った。
結果的にその木村が得点に絡む事はなかったが、体力を失いつつあった磐田にとってはストレスになったはず。そして試合が動く。後半の82分。自陣の深いポジションでボールをキープした森勇介が、右サイドのレナチーニョへパス。と同時に前線のスペースへ猛烈なスピードで走り込み、リターンパスを受ける。森は悠然としたドリブルからファーポストへとクロス。「まぐれです。見えていなかったし、ジュニーニョがうまく入って来てくれました」(森)というボールを入れ、これがファーサイドのジュニーニョへ。
「いつもファーで待つんですが、今日は相手のディフェンダーがボールを待っていたように見えたので、そこで走りこもうと思いました」とジュニーニョ。「あの場面で決められるジュニーニョには感嘆しました」と鄭大世を脱帽させる先制点が生まれた。
ジュニーニョのゴールによってパワーバランスが崩れた事で試合終盤にかけて磐田が攻勢に出る。しかし同じような場面を前節の浦和戦の終盤に経験していた川崎Fは免疫ができていたのか、崩れる事なく試合を閉じていく。
話題のイ・グノを中心とした磐田の攻撃陣を押さえ込んだ川崎Fは、後半ロスタイムに鄭大世が2点目となるゴールを奪い、磐田を突き放す。結局このゴールの直後にタイムアップの笛が吹かれた。
川崎Fは、今季リーグ戦初の完封で初連勝。1試合少ない中、勝ち点を18へと伸ばしている。一方の磐田は、自慢の攻撃陣を封じ込められて敗戦。イ・グノを止められた際にチームとしてどう対応するのか、課題を突きつけられた形となっている。
以上
●中村憲剛選手(川崎F):
「(失点)0で終わることができて良かったです。前の4人がすごいのはわかっていた。ボランチと挟み込んで取る事を意識していました。今日は我慢の試合でしたが、集中を切らさずにやれました。勝機は後半に来ると思っていて、その中でジュニーニョが決めてくれました。
前節のメンバーからは4人いなかった。また途中からは木村が出たんですが、それで0に抑えられた。それは自信になると思います。
(次はACLだが)ホームですし移動もない。1位抜けを決めたいです」
●菊地光将選手(川崎F):
「無失点で終われたのは大きいと思います。京都戦の時もロスタイムにやられていましたから、無失点は意識していました。
イ・グノはすごかったと思います。ただ、チームとして抑えられたと思います。今日はきつい場面もあったんですが、FWが2人とも点を取ってくれてよかったです。とにかく無失点で終われて良かったです」
●木村祐志選手(川崎F):
「(幻のゴールは)目の前で旗が上がっているを見ました。家に帰ってTVで見てみようと思います。
山(山岸)さんのところにそのまま入りました。あとは向こうのボランチを押さるようにも言われていました。
ナビスコ杯でも出ていましたしそこまで緊張はしませんでした。結果を出したかったですが、勝てたので良かったです。0-0から入ったのは自信になりました」
●井川祐輔選手(川崎F):
「今日は勝てて良かったです。相手も乗りに乗っている選手でしたし彼を抑えればチャンスはあると思っていました。
今日は0で抑えたいと思っていましたし、4人いない中で選手層の厚さを証明できたと思います。
イ・グノは前を向いたら嫌な選手で、裏を狙っていました。そこを気をつけていました」
●森勇介選手(川崎F):
「(アシストは)まぐれです。ジュニーニョがうまく入って来てくれました。ケガではなくて、右のふくらはぎがピキっと来ました。
今日はそんなに上がろうとは思っていなかったんですが、機を見て行きました。レナチーニョとはもっと話してコンビを作って行きたいですね。
前半は相手に押されていて、形を作れていなかった。ただ、そこで耐えれたのが大きかった。こういう試合で0で抑えないと優勝はできない。我慢していかないと」
●川島永嗣選手(川崎F):
「やっぱり0で終わりたかったですね。イ・グノに対してはチームとして対応できていたと思う。前を向いてやらせないようにしていました。浦和戦の最後の時間帯のプレーを今日も出せたと思います。
ここまで無失点で終われなかったんですが、チームとして失点が多いわけではなかった。この流れのままACLでも無失点目指したいと思います」
●ジュニーニョ選手(川崎F):
「難しい試合で、相手も最後まで走っていた。
(ゴールは)いつもはファーで待つんですが、今日は相手のディフェンダーが待っているように見えた。そこで走りこもうと。勝利のためのゴールだと思います。
ゴールを決めた後に守備の意識を高く持ちました。点を入れても失点したら意味がなくなるので」
●鄭大世選手(川崎F):
「前半は外しまくってしまいましたし、最後に決められて良かったです。ヤマ(山岸)からの折り返しは決めないとダメですね。今日はゴールにつながるプレーができていなかったんですが、その中で勝てて良かったです。うちのディフェンスが今日は完封してくれて、大きな勝点3でした。次につながる勝ちでした」
●山岸智選手(川崎F):
「守備陣も集中していました。イ・グノとジウシーニョはすごい選手ですし前の3人で点取れるんですが、失点しなかった。何人かが抜けている中、無失点で抑えられたのは大きかったです。
蹴るところもありましたが、つなげられるところはもう少しつなぎたいですね。
今日は楽しくやれました。クロスも上げましたし積極的にプレーできました。センタリングにも合わせていけました。
(テセに落とした場面は)狙っていました。ああいうプレーができたのは良かったと思います。
無失点で終われてうれしかったです。みんなで戦っているという事を証明できたんじゃないかと思います」
●川口能活選手(磐田):
「1点目ですね。2点目はね…。1点目で苦しくなったのは間違いない。今日の試合は忘れて切り替えるしかないです」
●ジウシーニョ選手(磐田):
「前半の方がチャンスは多かった。そこを決め切れずに後半に入った。とにかく次にすぐゲームがありますから切り替えて次に行きたいです」
●駒野友一選手(磐田):
「相手はスピードがありましたが対応は前半からできていたと思います。
(後半は)チャンスというか…、前半はうちの方が多かったと思う。ディフェンスも相手の特徴を把握していい守備ができていたと思う。相手のチャンスも少なかったが、一瞬でやられた。
(ジュニーニョのゴールの場面は)後ろからジュニーニョが来ていて、クリアする態勢になっていました。それで入ってきたときは対応できませんでした」
以上
不審なブルーシートが敷かれていました。順序が逆になりましたがこういう位置取りでした。
負傷してハーフタイムで交代の家本氏。
寂しそうです。
ずいぶん軽装な代4審判が座っているなあと気づきました。
交代選手と出てくる時、足を引きずり気味で笑ってしまいました。ごめんなさい。
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