別れ

MASE
2010年03月31日 22:16 visibility66

例年よりも寒い冬もやっと終わりに近づき、
これから春を迎える今このときに。

桜咲く頃、3月の終わりに。

君とのこれからについて、話をしたいと思います。

振り返れば9年4ヶ月もの間、ずっと一緒にいた、君へ。

飽きっぽい自分が、こんなにも長い間一緒にいれたことは、
本当に驚くべきことで、君の心の大きさを感じずにはいられません。

いつも、どこにいくにも一緒で、
君がいないと不安で。

君がいないと何もできなくて。

君なしの生活なんて、考えられなかった。

これからも、ずっと一緒にいるだろうって思ってた。

でも、自分も年を重ね大人になり、まわりを見渡したときに、
ふと、「このままでいいのか？」って思って。

今、このまま続けていくのが、本当によいことなのか？って、
そんな想いが、自分の心の中に芽生えてしまいました。

もう少し、まわりを見渡してみようって思って、
この数ヶ月間、ずっと考えていました。

ときには、眠れないくらい悩んだこともありました。

そして、今このときに、
桜が咲き始めた 2010年3月の終わりに、

君との長い生活にピリオドを打つことを決めました。

9年4ヶ月もの長い間、ずっと一緒にいたのに、
別れるなんて、どうかしてると人は言うかもしれない。

でも、冷静になって考えたときに、
一緒にいる理由が「長い間一緒にいたから」って
それだけのような気がして。

これからを考えるときに、未来をみたときに、
必ずしも過去の延長線上に、自分達をおく必要はないんじゃないかって。

長い間一緒にいたから、これからもずっと一緒っていうのは、
違うんじゃないかと。

必ずしも良いとは限らないんじゃないかと。

確信はないけれども、
新しい世界に行けば、もっとよいこともあるんじゃないかって。

そんな身勝手な好奇心を抑え切れなくて。

9年4ヶ月もの間、ずっと一緒に過ごした君に別れを告げて、
新しい生活をおくることを決めました。

君に不満があるわけではなくて、
新しい生活にチャレンジしたくて。

君とずっと一緒にいた方が、
楽だし無駄もないことはわかってる。

でも、それを捨ててでも、新しいものにチャレンジしたくて。

君には本当に感謝をしています。

いつも、そばにいてくれて、

いつも、楽しませてくれて、

毎朝、伝えたとおりの時間に起こしてくれて、

いつも、献身的に尽くしてくれた君のことを、
忘れることはありません。

君がいない生活は想像できないし、不安だけど、
一度きりの人生、いろんなものにチャレンジしたい。

明日からは、君ではなくて、
新しい　と一緒に過ごしていきます。

新しい　も君と同じように、

いつも、そばにいてくれて、
いつも、楽しませてくれて、
毎朝、伝えたとおりの時間に起こしてくれる。

そう確信しています。

だから心配しないで。

最後に、繰り返しになるけれど、
君には本当に感謝しています。

ありがとう。

もしかしたら、近い将来（2年後位）に、
また君に戻りたくなる日がくるかもしれないけど、
そのときは、受け入れてもらえたら嬉しいです。