摩訶不思議

再放送やってたので観てみました。

共に同ポイントで決勝トーナメント通過を決めていた2チーム。
1位通過が良いのか2位通過が良いのかはっきりしない状況で
リヨンはジュニーニョ以下、主力を数名欠いていた為
つまらない消化試合になるはずだったのですが…

前半は両者積極的な攻撃サッカーで互角、
のはずが、バイエルンは放った3本のシュートを全てゴールに叩き込み
なんと3得点！0-3で折り返します。
バイエルンの運の良さとリヨンの最終ラインが酷さの相乗効果か。
リヨン万事休す。

後半はベンゼマを中心にリヨンのワンサイドゲーム。
しかしレンジングの再三に渡る好セーブに阻まれ2得点止まり。

結果、バイエルンが2-3で勝利。なんだこりゃ。
100歩譲ってドローでしょ。
試合内容と結果がここまで食い違うゲームも珍しい。

バイエルンは3得点全てに絡んだリベリーのチームでした。
特に左サイドから一人で持ち込んで一人で決めちゃった2点目は凄すぎ。
他にはとりたてて見るべき選手は居らず。

リヨンは今日はジュニーニョが出場停止だったせいか
まともな組み立てが出来ず、リーグ初優勝した頃のストライカー頼み
-当時ストライカーだったソニー・アンデルソンは現在FWコーチだそうで-
の無骨なゲーム運び。
まあ、結果的に若手もテストできたし、これはこれで良かったのか？

特に左ウィングに入ったユース出身（ベンゼマと同学年）のムニエは
豊富な運動量とスピードのあるところを見せていて今後に期待が持てそうです。
ゴヴみたいに育ってくれると良いなあ。

この結果1位通過はバイエルン、2位通過はリヨンとなったわけですが
決勝トーナメント一回戦の対戦相手があんなことになろうとは…。
終わってみればとても重要な一戦となっていたのでした。