パリーグをかきまわせ♪

マリンスタジアム最終戦です。

9月19日に諸積兼司選手の引退発表があり最終戦の試合後に引退セレモニーが行われることが決まったのでチケット、とくに外野は前売りで完売状態だったもようです。私はこの日仕事がないのがわかっていたためだいぶ早めにライトのチケットを購入済みであり、助かりました。

それで安心していたというわけではありませんが、前日の大塚明プロ初サヨナラヒットが出た試合を仕事で見にいけず、くやしくてくやしくて深夜にGyaoガン見していたら寝坊しました。本当は10時くらいにマリンに着いていようと思ったのに、正午も回った頃到着・・・

しかし観戦仲間がいつもとは違うセンター守備位置の真後ろを取っていてくれたので難なく着席。いつも本当にありがとう。特にこの日この席を取るにはきっと大塚のサヨナラなんて見られずに試合途中で球場を出て翌日のシート貼りしていたはず。家がちょっと遠いからって甘えてごめんなさい。

でも試合中に球場を出てまでシート貼って翌日の席取りってやっぱなんか違いますよね・・・なんとかならんのでしょうか。

スタメンコール、きましたよ〜

一番、センター、諸積！！

モロさんの背中を一番近くに感じられる席で早くもじ〜んときました。

守備機会はなかったけれど、現役最終打席となった第一打席は美しいセンター前ヒット。ワッショイ！割れんばかりのモロコールと拍手と花束に見送られ、塁上で代走竹原にバトンタッチしました。

13年間ありがとうございました。

モロさんがチャンスメイクしてくれた初回は点が入らず、逆に2回表に高橋信二の2ランで先制されてしまいました。ちなみに先発は地味様清水とハイパー地味様金村。

このところ私が見てきたマリーンズだったら先制点が入っただけでもうこの世の重荷を全て背負ったような空気になるところなんですが、この日はひと味もふた味も違いました。

2回裏にまず西岡のタイムリーで1点を返すと、5回表にバカスカ打たれて3点ビハインドにしてしまった清水直を尻目に5回裏、満塁から今江の走者一掃タイムリーで一気に追いついたのです！

ま・・・満塁ってチャンスだったんですね。忘れていました・・・ 

この裏で金村があんなことになってるとは露知らず（苦笑

ライトスタンドはパリーグをかきまわせで大盛り上がり！！

おまいら、ようやく気付いたか！そうだよ。これが9月のマリーンズだよ！

たくさん負けて、戦線から転がり落ちたって、いつも上を見てた(表現絶対違うｗ）じゃない。

空気嫁？知らんがな。

パリーグをおもしろくするのは千葉ロッテじゃ！

同点で迎えた7回裏には紅たんのグランドスラムまで飛び出し・・・。・゜・(ノД｀)・゜・。
やればできるんじゃん。すごいよマリンガン。

最後はセーブのつかない場面でしたが小林雅が締めて8−4でゲームセット。マリンスタジアム最終連戦は絶好調ファイターズを覇気なしマリーンズがサヨナラ＆逆転で破るという波乱の展開となりました。


今年1年の鬱憤を晴らすような美しい攻撃と、その中に竹原のヒットもあったことと、諸積引退セレモニー・・・
さらに個人的なことを申しますと、これだけ球場に通いながらもマリンスタジアムでマリーンズの勝利の瞬間に立ち会えたのが実に5月30日以来、4ヶ月ぶりのできごとでした。それだけにこの最終戦勝利はまさに涙なしには語れない、素敵な思い出となりました。

MVPや公式サイトの呼びかけで自宅でたくさん作って持って行った紙吹雪を降らせ、諸積選手のパフォーマンスを堪能し、最後まで残ってくれたレフトスタンドの多くのファイターズファンとエール交換。そしてマリンのフィールドに下りてマリーンズファンお得意？のお掃除タイム。
たくさんのファンの手にかかればグラウンドを埋め尽くした紙吹雪もあっという間に片付き、再び鮮やかな緑の人工芝が顔を出しました。

ちょっと失礼してセカンドの守備位置付近に寝っ転がって、ゆっくり深呼吸。今年は本当に終わりなんだなーと今更実感が湧いてきました。

来年もここで躍動する選手たちをたくさん見られますように。で、もうちょっとたくさん勝ってるとこ見せてほしいな・・・（；^ω^）


というわけで2006年マリーンズ本拠地最終戦観戦記、締めたいと思います。マリンスタジアムでのitsの戦績は5勝16敗1雨天中止で勝率2割8分6厘でした。

初回、ヒットで出塁しすぐに代走竹原が出てお役御免。
稲葉選手からの花束贈呈がありました。

同級生の堀選手と抱き合ったシーン。何度見ても感動・・・

ありがとう

一塁へヘッドスライディング。

このあと牽制球を受け一塁にヘッスラで戻り、（笑）

二塁にふたたび見事なヘッスラ、

そして三塁を（バテつつ）一気にまわって

ホームで魂のヘッスラ！！